人間っていいもんだな

【本日の社員データ】
古田さん(入社6年目)中途入社、30代後半。
モバイルパートナービジネス部 法人営業
穏やかに熱い自転車乗り。車と映画と音楽も好き。
朝会議テーマ:<自社サービスの売り方>

さとこ:今日はモバイルパートナービジネス部の古田さんにお話をうかがいます!
古田さんといえばバリバリの営業さんでいらっしゃると同時に、イメージは
やっぱり自転車ですよね!かなり本気で乗っていらっしゃると聞いています。 

古田:そうですねー 去年までは本当に全力でやっていて、自転車で富士山に
登ったり茨城に遠征したり、長野まで持っていってあちこちまわったりしました。
土日はずっと自転車で、出社前に朝1時間自転車に乗っていた時期も
ありましたし、去年はレースで優勝しまして・・・ 今は燃え尽き症候群です(笑)

さとこ:ひゃー!それはかなり本気ですね。
自転車で山を登るって、ずっと坂じゃないですか!どうしてそんなに辛そうなことを・・・ 

古田:やー、たぶん登山と同じ感じですよ、「そこに山があるから」ですね。
はじめは25歳のとき、自転車を買ったことなんです。自転車で長野にある山に
登ろうとしたんですよ。でも500mで挫折して、それから東京で走るように
なったんです。で、次にチャレンジしたときは2本いきました。頂上まで行って
降りてまた行って、って。やった!と思いましたねー

さとこ:そのシンプルな「やった!」が原動力なんでしょうか。すごいなぁ・・・
でも、すごく辛そうなのに、古田さんのお話を聞いているとやってみたく
なります。原田さんが「古田さんは話すのがすごくうまい」とおっしゃっていたん
ですが、本当にそうですね。 

古田:いやぁ、そうですかねぇ(笑)
でもそういえば、以前いろんな会社が出展するイベントで、お客さん100人
以上の前で話す機会があったんですよ。トリをいただいて、30分の枠で50分
話しました。そのときは気持ちよかったですねぇ(笑)話し終わったあと、
うちの会社のブースに人が流れてくるのが特に!「人前で話すの嫌だなー」と
思っていたんですけど、「悪くないな」と思いました。
自分は営業なので人と話す機会がたくさんあるんですが、喋りながら自分を
客観的に見るように気をつけています。「伝わっていなさそうだな」と思ったら
説明したり、「お客さん飽きてきているな」「自分早口になっているな」って
気にしたり・・・ 商品の説明をするときも「自分だったらこういうふうに言われる
と・・・」を頭において、「こんな困ったことがありますよね、こうだったらいいと
思いません?それがうちの商品でできるんですよ!」みたいな言い方をします。

さとこ:それが「話していてなんとなく気持ちいい」の理由なのでしょうか、
人をとてもよく見ていらっしゃるんですね!これだけ上手に話せたら営業も
楽しそうです。 

古田:仕事もまぁ楽しいですよ。法人相手の営業なんですが、営業先のみなさん
が仕事を妥協しない方たちで、「製品やサービスを良いものにしよう!」という
熱意があるんです。これは我々にとっても大事な要素ですから、吸収しなきゃ
と思いますねー
外に行っていろんな人と話をすると、賢い人や独特なキャラでやっている
ような人、いろんな人がいるんです。そんなに人間好きではなかったんです
けど、なかなか人間もいいもんだなと思うようになりました。
営業をしていると、「あの人があんなに頑張っているんだから・・・」って思って
頑張れるんですよ。こちらのミスで困らせてしまっても「じゃあ修正して進め
ましょう」っていやな顔ひとつせずに言ってくれたりして、ほんとうにビジネスって
製品の良さだけじゃないな、人間関係あってのものだなって思います。
製品だけなら「どこのを買ったって同じじゃない?」ってなりうるような状況でも、
「あのとき特価をだしてくれたから」「あのとき早く対応してくれたから」「一緒に
謝りにいってくれたから」って言ってうちの製品を選んでもらったりするん
ですよ。そういうとき、「ああやってよかったな」と思いますし、それが会社の
利益につながればいいなと思っています。

さとこ:なるほど、人間関係が人を動かすエネルギーになるんですね。

古田:そうですねー 仕事とか以前にやりたくなります。「この人がこう言って
きてるんだからどうにかしなきゃな」と思って対応していると1日も1週間も、
1ヶ月だってあっという間ですよ。そうして気がついてみると契約数が増えて
いるんですが、でもそれは後で気づくことなんです。僕の体感としては、ただ
ただお客さんと向き合ってやっているんですよ。「下手な鉄砲数うちゃ当たる」
なんて言いますが、鉄砲をバンバン撃って、気がついたらみんな倒れていて、
ああ結構当たっていたんだなって気づく感じですね。
社内でも人間関係が大事で、チームプレーなんです。部長の竹丘さん
俯瞰して見ていてくれるから、僕はこういうふうに仕事ができていて。

さとこ:いい関係ですね!自転車に乗るときは自分に、営業をするときは人に、
古田さんはとにかくきちんと向き合うんですね。
古田さん、今日はありがとうございました!

半年で辞めようと思っていたのに

【本日の社員データ】
藤峰さん(入社1年目)中途入社、30代前半
オンラインビジネス部 デザイナー
ルクレにてバイト歴7年、満を持して正社員に!
朝会議個人発表テーマ: 自己紹介

さとこ:今日はオンラインビジネス部の藤峰さんにお話をうかがいます!
藤峰さんは
・デザイナー
・いろんなアルバイトの経験者
・ルクレでも7年間のアルバイトを経て、つい最近正社員に!
という、珍しい経歴の持ち主ですよね。 

藤峰:そうですねー 大学でデザインの勉強をしていて、院に進んで博士課程
までいこうとも思ったんですけど「なんか違うかなー」と思ってやめて、
フリーターを1年していました。最初に選挙秘書のバイトをしたんですけど、
これが一番つらかったですねー 子供を食い物にしているような政治家で、
嫌でたまらなかったです。その後パチンコ屋で働いたら年下の社員に理不尽な
理由で苛められて、そのあとオープニングスタッフとして子育てカフェで働き
ました。ここはめちゃくちゃ楽しかったです!子供に英語を教えたり踊ったり
して・・・ でもそのころ兄が就職して、「東京で一緒に住まないか」って言われた
ので東京にきました。それでまたバイトを探して、何社か応募したうちの
ひとつがルクレです。

さとこ:おもしろいバイト経歴ですね!
それぞれ珍しい上に統一感がないというか・・・(笑) 

藤峰:いろんなところでバイトして、それぞれ学ぶものがありました。
だからルクレも、まぁ半年間くらいバイトして吸収するものを吸収したら辞めよう
と思っていたんですよ(笑)
・・・・・・それが7年もねぇ。気がついたら8年目でびっくりしますよ。

さとこ:どうしてルクレでは長く続いたんですか?

藤峰:居心地がよかったからですかね。あとデキル人間が上にいたからです!
それまで働いた職場には、デキル人間がいなかったんですよ。頼られる喜び
はあるけど自分の成長はないな、このままここに居ちゃいけないなと思って
いました。でもルクレだと、たとえば富永さんが、自分と同い年くらいで
デザイナーなのに、他のどの会社の人よりしっかりした電話の受け答えを
するんですよ。あと自分のボスである天野さんですねー・・・ 成長して彼に
追いついたら辞めようと思うんですけど、自分が成長する間に天野さんも成長
して、いつまでも追いつけないんですよね。

さとこ:それで気がついたら7年・・・

藤峰:とにかく楽だし、働きやすかったんですよね。人がいいっていうのもある
んだろうなぁ。個人の成績や会社の売上ばかり気にするような会社じゃ全然
なくて、社長のいう「働いて幸せになろう」のおかげなのか楽しい方向に
いけるんですよ。逆にお金のことだけを理由に言っても企画が通らなくて、
世の中に影響を与える楽しさとか、面白いことをしてお金をもらう楽しさとか、
そういうことを言われますし。もっと稼ごうと思えば稼げると思うんですけど、
そうじゃなくて、って。

さとこ:企業がお金よりも楽しさを優先できるってすごいですよね。

藤峰:そうですよね。もちろんお金のことも考えてはいるんですけど・・・
僕のいるオンラインビジネス部は特に「個性を育てたい」って思いが強くて、
はちゃめちゃ集団になろう、優等生よりなにかのモンスターになろうって
雰囲気があります。仕事は大変だけどやりがいがあって、デザイナーは特に
いろんなプロジェクトに関われるから、なんでもやれて楽しいですよ。

さとこ:ほんとうに楽しみながら仕事をしている方が多いですよね。
そんななかでも藤峰さんは長いことアルバイトでいつづけて、どうして今回
社員になろうと決められたんですか? 

藤峰:理由はいろいろあるんですが、ひとつは、どんどん仕事が面白くなって
いって、自分でサービスを作りたくなったからです。サービスを提案したくなって、
それを実現するには社員という立場が必要だと思いました。社外の人と話し
たり人を動かしたりしなきゃいけないし、まぁ仕事の幅を広げたかったんですよ。
バイトのときはバイトのときで責任感も仕事量も適度で、でも仕事は任せて
もらえるし収入もそれなりにあって、すごく居心地がよかったんですけどね。
あと変な話バイトで居たほうが精神的に辞めやすい感もありました。でも7年も
ここにいたんだからあと3年くらいはここにいるだろうって思って・・・

さとこ:そんなこと言って、藤峰さんはまたこの先も長いことルクレにいらっしゃい
ますよ(笑)お人柄がルクレの雰囲気にとってもあっている感じがしますもん。
藤峰さん、今日はありがとうございました!