みんなが毎日働ける理由

いつも笑顔の安岡部長【本日の社員データ】
安岡さん(入社15年目)中途入社、身長と年齢は不詳
総務部 部長
強く、優しく。ルクレのお母さん的総務部長。
朝会議個人発表テーマ:「ルクレのものづくりにプラスワン」

さとこ:本日は総務部の安岡さんにお話をうかがいます!
さっそくですが、普段の安岡さんのことを教えてください! 

安岡:えー 事前調査してないの? どんなって言われても、なんだろうなぁ・・・
休みの日には料理つくったり食べに行ったり・・・ 最近は種ちゃんと一緒に
ダイエットして4.5kg痩せたよ!

さとこ:していらっしゃいましたね、ダイエット!
種さんが短期間に痩せなきゃいけなかったとき、皆で応援しましたけど、
さらに一緒にダイエットだなんて優しいなぁと思って見ていました。 

安岡:べつに種ちゃんのためにってわけじゃないのよ。「誰かのために!
」って思っちゃうとしんどいじゃない。「食べちゃいけないーっ!」と思うと
ストレスになっちゃうし・・・ それよりも自分も楽しみながらね、ひとりじゃなくて
誰かとやっているとおもしろいから。種ちゃんにも「なんだ今週は!種ちゃん
食べたでしょ!(笑)」って怒ったりもしたけど、最後はグッと体重が減って
本人も勢いに乗って、なんとか無事に目標達成してね。
そういうのが私のやり方かなぁ。

さとこ:みんなで楽しく目標を目指す・・・ まさに安岡さんのイメージです!
安岡さんは普段どんなお仕事をなさっているんですか? 

安岡:そうねぇ、昼はみんなの仕事の進捗を見て、夜は経理的な計算をしたり、
みんなから出てきた資料のチェックをしたり、総務としての考え事をしたり・・・
たとえばさとこちゃんのやってる人事ブログがどうなったらもっといいかなとか、
社内でこういう問題が起きているからじゃあこの人に新しいことをやって
もらおうかなとか、こういう働きかけをするとこの部署の人はこう動いてくれる
かなとか。正解はないから、とりえあず打つ手は打って、やってみて、それで
違ったらちょっと軌道修正をして・・・ というのを繰り返して進めているよ。

さとこ:やっぱり社内全体を考えていらっしゃるんですね。プロジェクトの動きは
すごく早いですけど、人や社内の環境もどんどん変わっていっているんですか? 

安岡:変わっていってるよー!
人だとたとえば田山くんだね。彼は開発チームのリーダーで、メンバーを守ら
なきゃ!って余計な仕事は引き受けないように営業とケンカばっかりしてた
んだけど、あるときを境にガラッと変わって・・・ プロジェクトみんなの大きな
目標を、頭だけじゃなくて心でも体でもわかるようになったんだよね。当時は
植松ちゃんと私で全社インタビューをやってたんだけど、もう話を聞きながら
泣きそうだったよ(笑)

会社もどんどん変わっていっていて、昔は全社員で蔵衛門のテストをしていた
けど、今じゃ考えられないでしょ?小さい会社だったからなんでもやらないと
いけなくて、私もプログラムを書いていたし、たとえば蔵衛門の販売システムは
私が作ったんだよ。朝会も、十数年前最初にはじめた頃の目的はなんだった
と思う?「朝ちゃんと会社に来ましょう」だよ(笑)当時は今に比べてほんとに
人が少なくって10~15人くらいだったんだけど、みんな会社に来なくってね、
せめて週に一度は・・・って始まったのが朝会なの。まぁ今でも朝遅い人は
いるけどね(笑)「朝来ない」は会社としての問題ではなくなったじゃない?
これも大きな変化だよね。

さとこ:そんな時代があったんですか(笑)かなりの変化ですね。
こんなに変わっているのにその間ずっとルクレを好きでいられるとしたら、それも
結構すごいです。どうやって好きでいられる状態を保ち続けてきたんですか? 

安岡:任せるところは任せるのが大切かな。
営業とか、私にはできないことはできる人にやってもらって、私は人を支える
のが幸せだから、支えて・・・ 私、そういうところは案外女性っぽいのかも
しれない。みんなの和を大切にして居つづけることに幸せを感じるのよ。
でも、かといって受身でみんなのすることをただ見ているわけでもなく、もっと
こうしたい、とか、やろう!っていうのはある。最近導入した布おしぼりにも
ゴーゴー!ってしていたしさ(笑)それがなきゃやっていけないと思う。

さとこ:任せて、支えて、自分でも動いて・・・ まさに縁の下の力持ちですね!
総務部に安岡さんが構えていらっしゃる安心感は、きっとみなさん無意識に
であれ感じていると思います。安岡さん、今日はありがとうございました!

働きたくない学生へ

【本日の社員データ】
竹岡さん(入社8年目)中途入社、50代前半
モバイルパートナービジネス部 部長
マラソンやゴルフなど趣味も充実!営業の大ベテラン
朝会議個人発表テーマ:「製品、サービスの品質向上」

さとこ:新年度が近づいてきて、社会に出る期待と不安でいっぱいのさとこ
です。今日は前回に続き部長へのインタビューなので、モバイルパートナー
ビジネス部の竹岡部長に社会人というものについてお聞きしたいと思います! 

竹岡さん、社会人の目には世の中どんなふうに見えるんですか?これまで
自分のことばかり考えていろいろ決定してきたのに、人のために仕事をして、
それで生きていくためのお金をいただくというのが、なんだか捻じれのように
思えます。自分がそれをしたいと思っているのかどうか、自信がありません…

竹岡:捻じれってことはないですよ。
働くって表面的には人のためですけど、自分の喜びや成長、経験にもなるし、
それで思考の幅が広がっていくんだし… 何事も経験ですよ。私も学生の頃は
遊ぶためにバイトしてましたけど、それもまた経験だと思います。社会人に
なったら学生の頃にはできなかった経験ができて、辛いこともあるけど
楽しいですよ。

さとこ:もし働かなくてもいいだけのお金があっても働きます?

竹岡:そうですねー 宝くじが当たっても働くと思いますよ。そうじゃないと
ボケちゃいそうですし、つまんないし。1週間…は言いすぎですが(笑)、1ヶ月も
遊んだら退屈しちゃいそうです。若い頃は遊んで暮らしたい、宝くじが当たったら
ずっと海外でーとか思っていたんですけど、だんだん気持ちが変わりましたね。

さとこ:そう思えるのが羨ましいです。お仕事って楽しいんですか?

竹岡:楽しいですよ。自分は営業なので、最初のモチベーションはお金でした。
売れたら嬉しいし、自分への評価と一緒に収入も上がるし。でもだんだん
知らない人と話すことが楽しくなってきましたね。仕事だと普段縁のない
ような偉い人と話せるんですけど、話してみると気さくな、いい意味で普通の
人なんですよ。

最近は下に人を持つようになって、成長を見るのがと言ったらおこがましい
ですけど、その子たちがいろいろできるようになっていくのが嬉しいですね。
お客さんからその子たちのことを褒められるのとか。営業としても、いま扱って
いる商品は売れているし、今までと違うサービスを、新しいことを開拓している
おもしろさがあります。逆に放っておいてもうまくいくならつまらないだろうと
思いますね。

さとこ:そう聞くと楽しそう…!でも、辛いこともあります?

竹岡:あー、他の会社に勤めていた頃のことですけど、眠れないくらいに
落ち込んだこともありますよ。仕事の調整に失敗して、できないものをできると
言ってしまって。電話で「できるなんて一言も言ってない!」「絶対やらない
からね!」って怒鳴られるし、相手の会社は年に20~30億の取引がある大きな
ところだしで、さすがに焦りました。結局なんとかなったんですが、それからは
事前確認を大事にしています。

さとこ:うわあ、こわい…

竹岡:社会人と学生とで違うのは責任の重みですかね。
自分の行動の影響というか、厳しい言葉で言えば、自分のミスで会社の信用や
取引、お金がなくなってしまうかもしれないこと、会社やお客さんに損害を
与えてしまうかもしれないってことは意識しておいた方がいいと思います。

私が大事にしているのは、言ったことを守って、相手を裏切らず、信用・信頼を
築くことですね。それは些細なことの積み重ねだと思うんです。問い合わせを
いただいたらスピーディーに対応するとか、こちらからもマメに働きかけるとか…
よくお客さんを落とすのは女性を落とすのと同じだとか言いますけど、ほんとに
そうですよ。マメにきちんと接して、仲良くなって、って。
若いうちは元気よく、なんにでも顔を出して、積極的にいくといいですよ。
経験を積んだ方が後々役に立ちますし、目立ったもん勝ちなところもあると
思います。なにか頼もうと思った時に、まず顔を思い浮かべてもらえる人に
なった方がいい。まぁ、臆病にならず、失敗を恐れず… 大丈夫ですよ!

さとこ:竹岡さんの「大丈夫ですよ!」は説得力があります。
いろんな苦労や変化を経て、いまのご活躍や楽しさがあるんですね。今は
不安もありますが、いつかは竹岡さんみたいに仕事できるかもと思って気が
楽になりました。仕事をこなせるように、信頼してもらえるように、楽しめるように
がんばります!今日はありがとうございました。