魂を込めた会社作りを!


【本日の社長データ】
池田社長、ルクレ創業者。40代前半。
代表取締役
富士通入社後、パソコン関連の技術調査・企画業務を担当。
95年、社内ベンチャー制度を利用して株式会社トリワークス(現:ルクレ)を設立。
朝会議個人発表テーマ:経営に魂を込めた会社作りを!

植松:みなさん、とうとうこの日が来ました・・・池田社長の登場です!

池田:植松さん、やりにくいでしょ笑

植松:えぇ、とっても!笑 よく、応募者の方から、「朝会議の当番は社長も
やるんですか?」なんて聞かれることがあるので、今回はそのよい
回答になるのではないかと。

池田:そうだね、よく聞かれるね。

植松:ですよね。そもそも、 朝会議はいつスタートしたんですか?

池田:今回自分が朝会議の当番だから、振り返ってみたんだ。
創業当時は混沌としていたから、ハッキリとした資料は残って
いないけど、だいたい97年~98年には始まっていたね。
最初のころは事務所の一角にあった長めのテーブルの周りに
集まって順番に口頭で業務報告をしていくようなスタイルだったんだ。

植松:もしやそれは総務の横にひっそりとある、あの黒いテーブルですか?!

池田:そうそう、あれが全体会議の会議卓だったんだ笑

植松:今じゃ信じられないですね・・・。あの、今日の朝会議では、
社長が会社の目的は「継続」である、とはっきり仰っていましたが。

池田:そうだね。朝会議はもちろん、期首挨拶、新年の挨拶という
タイミングで私から社員のみんなに話をすることがあるけど、
そこでのテーマを振り返ってみると「会社の継続」をその時々で
どうしたらよいのか?考えた内容だったんだ。
例えば2004年に、会社が10期を迎えた。新規で起業した会社が
10年継続する確率を植松さんは知ってる?

植松:かなり少ないとは聞いたことがありますが・・・
数字にだけは弱くて(焦)はい、勉強不足ですみません。

池田: ははは。その確率はね、5%以下と言われている。
ましてや20年続く会社は0.5%。継続するということがいかに重要か伝わった?

植松:そんなに少ないんですね!

池田:そう。3人で会社を創業して、無秩序だったところから、
少しずつ発展してきて、だんだんと組織化してきたという環境の
変化や、ビジネスそのものにも大きな変化があった。
これまでに起こったそういう変化を通じて、経営者として「会社が
継続」するためにはこうしたら良いんじゃないか、ああしたら良いん
じゃないかということを苦悩しながら考えて、理念とか制度、仕組み
を少しずつ付け加えてきたんだ。例えば、

働いて幸せになる会社
デジタルに魂を込めるモノづくりを
一人でも多くの人に自分たちの作った製品やサービスを使って喜んでもらう
SCSK宣言
朝会議
わくわくカード
給与明細の手渡し
おやつ制度
カフェスペースの充実・・・

いわば“会社の知恵や暗黙の文化”になってきているんだ。
新しく入った仲間にもきちんと伝えていくことが、私の会社
作りだと思っているんだ。
ずっと、魂を込めてやっていきたいと考えているよ。

植松: なるほど、夜会ではそのあたりのお話がじっくり社長とできるわけですね!
今日はありがとうございました!