本当に良いモノをお客さんに届けたい


【本日の社員データ】
今井さん(入社13年目)中途入社、40代前半。
アロバビュービジネスユニット 品質管理グループ
川崎時代の会社を知るメンバーの一人。昨年お子さんが生まれた新米パパさん!
朝会議個人発表テーマ:ArobaViewの品質を守るための検証チーム

植松:今日は今井さんにお話を伺います。
すーいません、なんだかお忙しそうなところ。

今井:あ~大丈夫、大丈夫!いやね、今日、マイナーバージョンアップ
の検査完了の日でね。いま丁度目処がついたところだったんだよ。

植松:そうだったんですね!マイナーバージョンアップだと、どういうところ
が変わるんですか?

今井:そうだね、今回はアロバが対応するカメラが新しく増えて、
新機能が追加されたんだよね。我々の仕事は、そうやって新しくなった
製品のテストをして、品質OK!と世の中に送り出すことなんだ。

植松:具体的にはどんなことをするんですか?

今井:開発チームは、アロバの仕様を決めるところから開発をしている
わけだけど、検証チームは、「テスト仕様書」というものを作って、それに
基づいてチェックをしているんだ。

植松:チェックする項目はどれくらいあるんですか?アロバって、大きな
工場やデータセンターなんかでも使われているじゃないですか。
セキュリティに関わることだし、かなりシビアなんじゃないかと思うんですが、、
実際どうなんでしょうか?

今井:うん、メジャーバージョンアップといって、大きくソフトウェアに変更が
入る場合なんかだと、ざっと1万項目以上はあるよ。

植松:えー!1万!それはスゴイ・・・

今井:もちろん、自動化されているテストもあるし、以前に比べたらかなり
効率化されてはいるけどね。植松さんも言ったみたいに、24時間365日
動くことが大前提のソフトで、ともすれば人命にも関わることもある。
だから、ユーザーが実際に使う立場になって、一つひとつ丁寧に確認
するんだ。本当に良いモノをお客さんに届けたい、という気持ちなんだよね。
で、何かあったら、すぐ近くにいるエンジニアに掛け合って、どうしたらいいか
一緒に考える。 そのスピード感とか、一つの製品に掛ける思いとか、
そういうのは俺が入社した当時と変わらないと思うんだ。

植松:「蔵衛門」を全社員でデバッグしていたという伝説もありますもんね。

今井:そうそう。徹夜でね(笑)今よりも人数少なかったっていうのも
あるけど、あの頃はみんなで一つのプロジェクトに注力していたんだよね。
今は、そういうプロジェクトが社内にいくつもある。大きくなったよ~。
そういうところは、この13年で徐々に変わってきたことだと思うな。

植松:デジタルに魂を込めるところは変わらない、ということですね~。
今井さん、今日はありがとうございました! 

大聖堂を作っている職人のように


【本日の社員データ】
磯部さん(入社6年目)新卒入社、20代後半。
アロバビュービジネスユニット エンジニア
学生時代は立体画像解析について研究してきたがっつり技術系男子!
朝会議個人発表テーマ:Windows8のデモと今後の展望について

植松:立て続けに新卒入社のインタビューが続いております人事ブログ
ですが、本日は6年目のエンジニア、磯部くんの登場です。

磯部くんと言えば、ね、持ってますよね!

磯部:え!?・・あぁいやそんな大したことはないですよ、全然。

植松:いやいやいや。で、なんでしたっけ?笑 毎年参加してるGoogleの、、

磯部:Google Developer Dayですね。Googleが主催している
カンファレンスです。新しい技術のセミナーやGoogleの新しいサービスの
デモなど、丸一日かけてやっているお祭りのようなものなんですが。
参加するにはクイズに合格しないといけなくて。

植松:それで参加者の中で1位になったと。

磯部:やぁ、まぁ。たぶんそこまで本気でやる人がいなかっただけ
なんじゃないかと思うんですが・・・。

植松:でも2年連続はすごいよ~。しかも趣味なんだもんね。

磯部:そうですね。でも僕はやっぱりWindowsのほうが好きですね。
昔からマイナーなモノが好きで。
先週参加したmicrosoftのセミナー では、Windows8について聴いて
きたので、それを朝会議でみんなに共有しました。

植松:UIが今使っているものとは全然違ってビックリ。私は参加して
いないけど、そういう情報を共有させてもらえるのは朝会議ならではだよね。

夜会は、どんなお店に行ったの?

磯部:赤坂にある忍者レストランです。

植松:え!?忍者!?また変わったところに行ったね~笑
そういえば磯部くんて、いつもお店のチョイス面白いよね。えーと、最初が・・・

磯部: 夜会始まって最初の年がメイド居酒屋です(照)その次が執事喫茶。
夜会がスタートして、僕は2回目か3回目の当番だったんです。
せっかく社長をお連れするので、だったらインパクトがあるほうが
良いかと思って。。

植松:もうその路線、今後も外せないね笑 夜会で社長とはどんな話をしたの?

磯部:「大聖堂」の話をしました。

植松:大聖堂?

磯部:はい、社長が先日スペインに出張されて、サグラダ・ファミリアを
ご覧になってきたそうなんです。そこで働くレンガ職人は自分の仕事に
誇りを持っているそうで。職人は、目の前のひとつのレンガのことだけ見て
ひたすらレンガを作ってても、面白くない。完成して、多くの人が訪れ感動
する大聖堂のことを想像して作るから、面白いし良いモノも作れるんだという話で。

植松:ほうほう。

磯部:その話を聞いて、僕は、ついつい目の前の仕事にばかり
目が行ってしまっていて、まだまだだなぁと感じました。
アロバは、大規模な施設でも使われているし、使っている人にとって
なくてはならないもの。自分も導入先で実際に使われているのを見せて
もらったことがあるんですけど、当然ながら、本当に動いているんですよね。
世の中から期待されている製品に携わっているんだという誇りをもって
やっていきたいですね。

植松:社長と話しながら、そういう事にふと立ち返ることができるのって、いいね。
磯部くん、ありがとうございました!