大ベテランが語る!新入社員の仕事と目的

【本日の社員データ】
比嘉さん(入社15年目)新卒入社、30代前半
オンラインビジネス部 企画営業チーム マネージャー
なんとルクレ15年目!アルバイトから始まった生粋のルクレっ子
朝会議個人発表テーマ:ディレクターになるための訓練方法

さとこ:今日はオンラインビジネス部の比嘉さんにお話をうかがいます!

比嘉:おお、よろしくお願いします!
えっと、これはなに?ブログになるの?目的は?植松さんがやっていたときとは
なにが違うの?

さとこ:わぁ!さすが比嘉さん、質問が鋭い…!
これは植松さんのとき同様、ブログになります!ルクレに興味のある方、
主に学生さんに向けて、ルクレでの仕事やその魅力を伝えることが目的です。
私はせっかく学生の方と年が近いですし、学生さんにもイメージが湧くこと、
判断できることを書けたらと思っています。たとえば比嘉さんがどんな方か、
一緒に働きたいような方かどうかとか…

比嘉:なるほどねー じゃあ学生さんにも伝わる感じで話さなきゃなのか…

さとこ:この質問から話が始まってそういうふうに考えてくださるところがきっと
比嘉さんらしさですよね!学生さんにもイメージの湧くこと、ということで、
4月から比嘉さんの下に配属された藤川くんの話を聞きたいと思っていました。
新卒1年目、彼は今なにをしているんですか?

比嘉:藤川くんはねー、ざっくり言うと、みんなのデジブック広場のサポート
としての電話対応と、あと僕を見るということをしてもらってる。

さとこ:それは、どういう意図で?

比嘉:サポートの意図としては、「客を知れ」ってことかな。一番いいのは直接
会うことだし、本当は「会って一緒に暮らして同じご飯食べてこい、ユーザー
100人と暮らしてこい」って言いたいんだけど(笑)、まぁ実際のところは
サポートとして電話越しに直接話すのがいいかなって。彼は企画がやりたくて
うちに来たんだから、それなら誰かのためになにか仕掛けるわけで、
その「誰か」を知らなきゃならない。

さとこ:なるほど… 大事なことですよね。
それじゃあもうひとつの、「比嘉さんを見ること」にはどんな意図があるんですか?

比嘉:ふたつの意図があるんだけど、ひとつ目はとりあえず全部見ていろんな
ことをしてもらって、彼がどこに興味を持つか、どのタスクに一番熱中するかを
見極めようっていうこと。もうひとつは、マルチタスク慣れしてもらおうっていうこと。

さとこ:比嘉さんの仕事を全部見る、ですか!
比嘉さんってほんとにいろんなところに関わっていらっしゃるイメージですが…

比嘉:まぁ社歴も長いしね、積み重ねもあって、いろんなプロジェクトに
関わってる。みんなのデジブック広場、アンドロイダー、@写真de!!ムービー、
それから新しいプロジェクト… それを全部藤川にも見てもらってるんだけど、
でもすべては彼の目指すところに向けてやっているんだよね。案件が
ちがってもやっていることはひとつで、社員はみんな各自の役割を、
それぞれが抱える案件において果たしているんだよ。たとえば僕はディレクター
で、デザイナーとかエンジニアとか、いろんなスペシャリストにうまく動いて
もらって全体をまとめる仕事をしてるし、彼にもまずは僕を目指してほしい。

さとこ:なるほど、新入社員は自分の役割を果たせるようになる過程にいる
わけですね。入社直後の仕事も、そのゴールにつながっているんでしょうか?

比嘉:うん、ディレクターとしていろんな職種の人に動いてもらうには、最低
ひとつの職種をわかっていることと、マルチタスクであることが求められる。
ひとつの職種っていうのは、藤川の場合なら企画だよね、これがないと人に
動いてもらう説得力がないから。
で、サポートの仕事は、企画をわかるためにユーザーを知るため。僕について
まわるのは、マルチタスクに慣れるため。とりあえず僕についていればいろんな
職種の人と話せるし、いろんな仕事が舞い込むからね。
そんな感じで、いま藤川にしてもらってる仕事によって、彼はディレクターへの
道を歩み始めているわけ。

さとこ:すごい!今していることと、目指すべき姿がつながった気がします!
入社直後は暗中模索というか、なにもかもよくわからない中でがむしゃらに
頑張る時期だと思っていたのですが、先輩方はいろいろ考えてくださって
いるんですね。比嘉さん、今日はありがとうございます!

ルクレにおけるフツーの人の強さ

【本日の社員データ】
野宮さん(入社8年目)中途入社、30代前半。
オンラインビジネスユニット 企画営業チーム ビジネスディレクター
「ごく普通の人生を歩んできました」と語る才女。趣味はボディボード
朝会議個人発表テーマ:強いこだわりを持つ方法♡

さとこ:今日は野宮さんにお話をうかがいます。
朝会では、最近デザインの専門学校を卒業なさったとおっしゃっていましたよね。
お仕事しながら週末に通われるなんてすごい…!野宮さんのお作りになった
デザインも見せていただいて、おしゃれだなぁすごいなぁと思っていました。

野宮:ほんとにー!?? ありがとう!でもそんなことないんですよ。もう本当に
恥ずかしかったです。朝会でも「恥ずかしい」って表現が何度も出ていたと
思うんですけど、私はじめて恥ずかしい思いをしたんです。

さとこ:えええ、あんなに素敵なデザインなのに…?

野宮:だってなんかもう、作ったものは自分そのものなんですよ。人それぞれ
作るものが違って、自分の個性をさらけ出さないと作れないんです。
私、今まで普通に生きてきて、自分をさらけ出すようなことってしたことなくって…
今の部署にくる前は経理の仕事をしていたんですけど、ミスして恥ずかしい
ことはあっても自分の個性をさらけだすような恥ずかしさってないじゃない
ですか。世の中も恥ずかしいことはしない方がいいって風潮で、悪目立ちしない
ようにしよう、みんなが良いって言うことをしなきゃ、ってなってますし。

さとこ:確かに「これをしたら変に思われるかな?」っていうのはなにかにつけ
思います。

野宮:そう。でも、恥ずかしい思いをしないと作れないものがあるってことにも
気づいたんです。個性とか人間味とか、そういうのは恥ずかしさを伴って
初めて作品からにじみ出るもので、見る人はそこに感動するんですよね。
私のいるオンラインビジネス部にはクリエイティブ畑の人が多くって、デザインが
できるとか出版社で編集の仕事をしていたとか海外から来ているとか…
個性をさらけだすようなことをしてこなかったのは私だけなんです。

さとこ:それ!実は私も思っています。皆さん強烈な経験や個性の持ち主ですよね。

野宮:そうそう!ほんとに強烈ですよね。今の部にいるとものすごいアウェイ感
なんですよ(笑)専門学校に行ったのは、自分をさらけ出したり強いこだわりを
持って仕事をしたりする修行にもなりました。自分をさらけ出しながらデザイン
を作ってみて、仕事も同じだなって思ったんです。デザインにも仕事にも同じ
ように個性が出て、どっちも私そのものだなって。作業が雑とか効率よく
済ませようとするとか、そういうの全部が私なんですよ。

さとこ:朝会でも「デザインも仕事も自己表現」っておっしゃってましたよね。

野宮:そうなんです。
まぁそれがわかったところで私が他のみんなみたいな強烈な個性を手に
入れられるわけではないんですけど、みんなの世界を覗いてみて、ああこういう
考え方なんだってわかりました。みんな時間や効率を気にせずに強いこだわり
を持って仕事をしていて、正直理解できないところもあったんです。でも自分も
デザインで自分をさらけだしてみて、みんな自己表現としての仕事をして
いるんだ、だからこだわるんだってわかりました。

さとこ:時間や効率を気にしないのもそりゃそう… なんですかね?
私もいわゆる「フツーの人」なので、頭ではわかるし憧れるんですが、共感
できているのかどうかはわからないです。 

野宮:私も憧れています(笑)
でも強烈な個性の人ばかりではビジネスできないし、フツーの人だけでも
そうだし、両方いないといけないんです。私はフツーの人だけど強烈な人たち
の世界も知っていて、だから良いビジネスができるんじゃないかと思っています。

さとこ:それは救いですね!ルクレで「フツーの人」はマイノリティですが、
逆に強みになるのかもしれません。 

野宮:うん!強烈な個性に負けないように頑張りましょう!(笑)
みんな一緒じゃなきゃいけないとか、多数決で決めたことが正義とか、そんな
ことはないし、思ったことを言ってもいいんです!ルクレではそれが許されるんです。

さとこ:だからこそこんなふうに、いろんな人が集まっているんですもんね。
私、頑張ります!野宮さん、今日はありがとうございました。