「モノを作ってみんなに喜んでもらう」姿勢は創業当時から。

 

【本日の社員データ】
中井さん(入社18年目)中途入社、40代後半。
企画営業 マネージャー
ルクレの始まりを知っている一人。入社当時0歳だった娘さんは立派な大学生に!
朝会議個人発表テーマ:デコレ&絵文字デラックス10年目の転換期

植松:新卒一期生が続いた「全社員インタビュー」ですが、ここに来て何と!
ルクレの創業メンバーである中井さんにお話を伺います~。

中井:おぉ、なんだか本格的な感じだね。

植松:え!そうですか!いよいよ全社員インタビューにも箔がついてきた
ということですかね~(笑)中井さんは、ルクレの始まりを知って
いらっしゃいますが、どうですか、振り返ってみて?変わりました・・・よね?

中井:そりゃもう、変わったってもんじゃないよ、その変化たるや、すごいよ。
人数も、広さも比べものにならないからね。会社としての器は大きく
変わったけど、変わらなくてすごいと思うのは、社長だね。当時から、
「モノを作ってみんなに喜んでもらう」っていう姿勢そのままにここまで
やってきているんだから。世の中には、上場を目指して儲けよう、
というスタイルの会社もあるよね。当時はITバブルで、周りの会社はみんな
そっちの方向を目指していたよ。
でも、ウチの社長は、ビジネスをゼロから考えて、立ち上げて、作って。
運用するのも、一通り自分達でやって、そうやって手がけたモノを、
使ってもらう人が喜んでくれるのが幸せだって考えているんだよね。
しかも、昔から、ずーっと。

植松:これまでにそれを実感した出来事ってありますか?

中井:そうだね、昔話になっちゃうけど、創立当初、みんなで「蔵衛門」
というソフトを作っていたんだ。今ではいろいろなプロジェクトが各部署で
動いているけれど、当時は会社全体で一つのプロジェクトに全力を
注いだんだ。で、リリース前ともなると社員全員総出でデバッグをしたんだ
よね。もうくる日もくる日も。会社に連日泊まってね。その間、苦しくてね~。
これが本当に売れるんだろうか、どんな人が買ってくれるんだろうか、
不安もあるしね。そしてようやく世の中にリリースして・・・ひとつ、またひとつと
売れていき、これはひょっとしたらイケるかもしれない!という手応えが
出てきて・・・。そういう時にお客さんからの反応があると本当に嬉しいんだ。
やってよかった、と思うしね。

植松:自分達でゼロからやるからこそ味わえる面白さがあるんですよね。

中井:そうなんだ。面白さ、という点では、そういうモノ作りに掛ける想いが
ありながら、会社全体に先見性があるっていうのは誇れるね。
例えば今やブログサービスは当たり前だけど、まだ世の中にそれが
存在しないときにそういうサービスをやっていたからね。
・・・ただ、残念なのは先見性がありすぎて「早すぎる」っていうことが
あったりなかったり(笑)まぁ、そうやって何か思いついたらとにかく
やってみる、というのも昔から続いていて、そうしている中から
ヒット作が生まれたりするんだ。アンドロイダーは、まさに時代に
ドンピシャだったよね!

植松:たしかに、アンドロイダーはヒットですね!
今はどんなものを手掛けていらっしゃるんですか?

中井:これまで、絵文字サービスをやってきていたけれど、それに
代わる新しいコミュニケーションツールを作ろうとしているよ。
元々、絵文字は気持ちを伝える日本発のすごい文化なんだって
わかっていたから、世界で6000万ユーザーがいると言われている
某有名アプリに先を越されて本当に悔しくて、、っていうのはここだけの話ね。
既存のデコレ&絵文字デラックスもリニューアルを控えているし、
新しいサービスのことも考えるし、、大変は大変なんだ。でもね、飽きるヒマ
なく次から次にいろんなことが起きて、ルクレで働くと面白いことができると思うよ。

植松:ですね!何か自分で作り出してみたいっていうモノ作り大好き
な方にはお勧めですよね。
今日は中井さんに貴重なお話が聞けました~ありがとうございました!

 

 

「関係づくり」こそ営業の仕事

【本日の社員データ】
竹岡さん(入社7年目)中途入社、40代後半。
コーポレートビジネス部 部長
営業ひとすじ○○年!の超ベテランであります。
朝会議個人発表テーマ:コーポレートビジネス部の歩み

植松:本日は、たまにやってくるコレ!部長さんにインタビューです。
えー人事ブログというものをやってましてですね・・・

竹岡:知ってるよ(笑)で、どんな話が聞きたい?

植松:わぁこれは営業さんのノリですね~。じゃあ聞いちゃいますが(笑)、
竹岡さんはどんなお仕事をされているんでしょうか?

竹岡:いきなりマジメか!ま、そりゃそうか。え~とね。
コーポレートビジネス部は営業活動をメインとしている部署。
ArobaViewという自社製品の拡販、それからケータイキャリア、
メーカーとの協業など、対法人のビジネスを展開しているんだ。
私は部長として主には人を束ねる仕事、それから今後を考える
仕事をしている。既存のものだけでなく、新しいビジネスの方向性を
考えたりもするね。

植松:今でもいろいろとやっているのに、更に新しいものを!
・・・それはコッソリ教えてもらえたりしますか?

竹岡:ブログで書いてもらうのは今はまだ困るな~(笑)
基本は、どうやって製品を広めていくかが営業の使命。
今後のマーケットの予想をもとに、他よりも先に先にリーチをかけて
いくんだよ。少しヒントを言うと、アナログからデジタルへの切り替え
だったり、Androidだったり。先週インタビューしていた武井も言ってた
と思うけど、まさに今考えているところなんだ。

植松:ひゃ~コンフィデンシャルってやつですね!なんだかワクワクします。
話は変わりますが、部長という立場で人を束ねる仕事という面では、
竹岡さんが大事にしていることを挙げるとするとどんなことですか?

竹岡:そうだね、最近は中堅メンバーがマネージャーとしてチームを
もって良くやってくれているから、それぞれに任せていることが多いな。
ただし、方向性が一緒かどうかという点は大事にしている。それと、
まだまだ成長途中の、最近入ったメンバーには直接私から考え方の
基本を伝えたりするね。

植松:例えばどんなことですか?

竹岡:まず「自分だけ得をしようとしたらだめ」ということ。お互いが良い結果と
ならないとそれはビジネスではないからね。
それから「単なる御用聞きにはならない」ということ。
例えばお客さんから値引きの交渉や提案を受けたときに、そのままただ
持ち帰ってきてしまっては、営業がいる意味がない。今自分がやっている
ことが、どのような展開になるか、どうしたら次に繋がるかということを
自分の頭で考えてほしい、という話はよくするね。

植松: なるほど~。

竹岡:営業は、エンジニアのように自分の手で製品を作り出すことは
できない。その代り、人間関係を作っているんだ。
さっき話した新しい企画もそうだけど、普段からよく相談しあえるような
仲があるからこそ、ビジネスは生まれてくるんだ。
時には失敗してしまって、お客様から叱られることもある。だけど、
それを乗り越えて作り上げてきた関係ほど、不思議と強いんだ。
まぁお互い本音を言い合っているわけだからね。そうやって、
どんどんハードルを飛び越えて成長していってほしいと思っているよ。

植松:失敗を恐れずに、ですね!
竹岡さん、本日はお時間ありがとうございましたー!