会社の成長は自分のことみたいに嬉しい

【本日の社員データ】
和田さん(入社11年目)中途入社、30代後半
総務部所属
自称「自分反省型」、ルクレ全体を見渡す経理担当です
朝会議個人発表テーマ:「経年変化」

さとこ:今日は和田さんにお話をうかがいます!
和田さんは総務部で経理のお仕事をしていらっしゃるんですよね。
無知で恥ずかしいんですが経理って、つまりなにをしていらっしゃるんですか?

和田:お母さんが家計簿をつけるみたいに、
給与とか売上とか請求書とか、会社のいろんなお金を管理しているよ。
大きな金額も扱うし、鏡を買うとか細かな出費もある。
基本は各部署からお金にまつわる報告を受けて、それを会計ソフトに
打ち込んで管理して、そこから書類をつくって部長や社長に報告したり、
税務署に提出したりする感じかな。数字を見ていろいろ分析もするよ。

さとこ:分析って、たとえば?

和田:四半期ごとに、どの部署でいくらの利益があって、
前期と比べると上がったのか下がったのか、上がっているけど人も増えて
いるから結局儲かる方向だったのかどうか…とか。
それが経営判断の材料になるの。
数字は一目瞭然だけど、言い方によっては歪むからね。
「100万のマイナスがあったけど、このままで大丈夫」と
「100万のマイナスがあってどうにかしなきゃいけない」じゃ全然違うじゃない?

さとこ:確かに全然違います。
企業だと100万なんて金額が簡単に動いてしまうんですね。
なんだか怖いなぁ… 責任重大じゃないですか。 

和田:そうなんだよねぇ。
詳しくは話せないんだけど、最近とあることで経理としての力不足を猛省してる。
随分前からなんとなく予想はできていたのに、
全体的な動向の理由をちゃんと分析できなかったことがあって…
本当ならきちんと分析して、早い段階で警告を発するべきだったんだよね。
みんなが「これはいいよね!」って思ってした仕事の結果を見て、
それが会社の利益にもなるように調整したい、社内の雰囲気とお金の
結果を一致させるサポートがしたいんだけど、なかなかね。

さとこ:そういうサポートがあったら、
みんな仕事に集中できて大助かりですよね。
でも数字の管理といい分析といい、なんとなく経理って難しそうなイメージです。
お仕事は大変ですか? 

和田:情報はぼやっとしてると入ってこないから、それが大変かなぁ。
たとえばある売り上げは、どのくらい苦労してあげたものなのか。
たなぼた的なものだったのか、営業さんの努力と工夫の成果なのか、
それとも開発の人の技術がすごかったのか…
ルクレはいろんなビジネスをしているから、売り上げをあげる労力もいろいろで
温度差があるんだよね。その温度差を汲み取りたいと思って仕事をしてる。
そのためにみんなと話をするし、長い時間を見越すようにしてるよ。

さとこ:ますます分析が難しそう…
ルクレはほんとにいろんなことをしていますもんね。 

和田:うん。それに長い時間をかけないとできないことをしているしね。
アロバビューとかも最初は利益がでなくって、でもいろいろ積み重ねて今の
数字があって、そこから派生していったサービスもあって…
お金にならないこともしているし、準備期間が長いんだよね。
長く使ってもらえるモノをつくろうとしているからだと思う。
アロバはルクレの受付にもあるけど、あるとないとじゃ全然違うんだよ。
アロバを使って「あー便利ー」「あって良かったー」って思ってくださる方が
いたり、デジブックが生きがいだって言って、毎朝5時に起きてすぐチェック
してくださる方がいたりして、そういうふうに思ってもらえるのが幸せ。
経理の喜びってなんだろう、会社の売上があがることと自分をどうリンク
させたらいいんだろうって思ったこともあったんだけど、ユーザーが使って
はまってくれてるとか、新しいインフラにルクレのサービスが導入されてるとか、
そういう会社の成長を自分のことみたいに思えるようになったよ。

さとこ:会社のことを自分のことみたいに思えるっていいなー!
働き甲斐がありますね。
これも「働いて幸せになる会社」を支える考え方でしょうか。
私もがんばります!和田さん、今日はありがとうございました!

「ルクレって面白い会社なんだ」ってもっと思ってもらいたい

 

【本日の社員データ】
阿部さん(入社1年目)中途入社、30代後半
総務部 広報
異業界・異業種からの転職。もうすぐ入社丸1年!
朝会議個人発表テーマ:「アラフォー新入社員の『働いて幸せになる』」

植松:今日は同じ総務部の阿部さんにお話を伺います。こんにちは~。

阿部:わぁー、こういう感じなんですね。いつもは、私が社内の方に、
「取材されたらしゃべったこと全部書かれると思って受けてくださいね!」
って言ってるんですけどね、今まさにそういう状況ですね!

植松:じゃあいろいろお話していただきましょうか(笑)
阿部さんは、ルクレに来る前はかなり違う業界にいたんですよね?

阿部:はい。レコード会社でアーティストの宣伝を担当したり、はたまた
マネージメント会社でアスリートやアーティストのマネージメントをやったり。
でも私の中では、ルクレでの仕事と通じるところがあって、勝手にちょっと
縁を感じたりしてるんですよ。

植松:へー、例えばどういうところがですか?

阿部:以前は商品が人だったので、例えばアーティストが受ける、テレビや
雑誌からの取材に立ち会ったり、新曲ができたらたくさんの人に聞いてもら
えるようにラジオ局に張り付いて営業したりしていました。今は、自分達で
作った製品やサービスをメディアに向けてアプローチしたり、メディアの方を
お呼びしたイベントを開催したり。自分達の商品を、魅力的に見せて、メディアに
プロモーションをかけていくことで次のビジネスにつなげるっていうところは
今の広報の仕事と通じるところがあるのかなぁと思っています。

植松:なるほど。でも、こう言ったらアレですけど、業界としては、まったく違う
じゃないですか。業種も、通じるところがあるとはいえ、新しい分野の仕事
ですよね。そういうのって抵抗はなかったんですか?

阿部:それ、社長からも面接のときに言われました(笑)その歳で新しいことを
始めるってどうなのよ?って。まぁ確かにアラフォー、ですからね。
でも、私、○○歳だからこうでなければいけないとか、諦めるべきっていうのは
すごくもったいない!と思っていて。だって、二十歳のときだって、明日死ぬか
もしれないじゃないですか。だったら、その時その時、できることを精いっぱい
やったほうが絶対いい!何を始めるのにも遅いことなんてない!そう思うんです。

植松:おお~なんだかエネルギーを感じますね!

阿部:はは、ありがとうございます。でも、最初は結構大変だったんですよ(笑)
ITのことなんて全くちんぷんかんぷんだったので、わからない言葉をひとつひとつ
調べて知識をつけていって。いや、覚悟はしてたんですが、耳慣れない言葉が次々
に出てきてこれは大変だぞ、と。
でもそうしているうちに、メディアで取り上げられたニュースや記事を見て
新規案件の問い合わせが入ったり、営業ツールとして雑誌記事を活用して
もらっているのを見かけたり、それを教えてくれたりすると、あぁ役に立てて
うれしいなと思います、やっぱり。

植松:誰かの役に立ててる、って、大事ですよね。阿部さんは今後どうして
いきたいと考えてますか?

阿部:そうですね、もっと外から、「ルクレって面白い会社なんだ」って思って
もらえるように、いろいろやっていきたいですね。会社の認知度をあげる方法は
たくさんあると思うんです。上場するとか、CMをばんばん打つ、とか。でも、そう
じゃないルクレらしいやり方で、外から見える会社の見え方が、魅力が大きくなる
ような付加価値の高い広報活動をしていきたいですね。

植松:いいですね~。そして「ルクレに入社したい!」と思ってくれる人が増えます
ように!私もがんばります(笑)阿部さん今日はありがとうございました~。