飲み会の掟とかけて仕事の楽しさと解きます

【本日の社員データ】
長瀬さん(入社4年目)中途入社、30代前半。
アンドロイダーユニット所属
なぜか社内では「ちゃらい」と評判。みんなに好かれる遊び人?
朝会議個人発表テーマ:編集とは

さとこ:今日はオンラインビジネス部の長瀬さんにお話をうかがいます!
長瀬さんって、会社でする飲み会ではいつも最後までいらっしゃいますよね。
お仕事の話でなくて恐縮なんですが、飲み会って結構会社の雰囲気や人柄が
出るところだと思うので、飲み会のことを聞かせてください!長瀬さんは飲みの
席がお好きなんですか? 

長瀬:うーん、楽しみつつ、いた方がいいかなって感じもありますねー
盛り上がり具合を見て、全体を盛り上げた方がよかったり勝手に盛り上がった
方がよかったり静かに過ごした方がよかったりするんですけど、空気読みの
役割をしたいと思っていて… 飲み会でどうしたらいいのかっていうのは、
結局人や雰囲気によるんですよ。この人はこういう人っていうのがわかって、
雰囲気を読めるようにしていくのが大事だと思います。で、そういうのは
体験しないとわからないから、わかるまでいる、そうすると俺の場合最後まで
いるって感じになってます(笑)

さとこ:なるほど…
そうすると、とりあえず入社してしばらくはなるべく出席して、長くいた方が
いいんでしょうか。実は最近、学生時代の友人たちと「2次会は断っていいの?」
「飲み会で先に帰ったら怒られた!」というような話をしまして…
会社によって雰囲気が全然違うみたいなんです。 

長瀬:それも結局、人によるんですよね。俺が思うのは、最近の若い人は
断るのが下手だなってことです。たとえばお酒を飲む席で高いお酒を
勧められたりしたときに「あぁちょっと炭酸苦手なんで…」みたいな断り方を
しがちなんですよ。俺たちくらいの世代とかある程度社会人経験を積んだ人
だったら「ちょっと苦手でー でもこっちだったら」とか、飲みたいけど
飲めないんです、という空気を出すと思うんですけどね。
要は、相手に対してあからさまな断り方、一言で済ますような断り方はよくない
ってことです。逆にそのへんのフォローができていれば、実は飲んでなくても、
飲み会に来ていなくても、悪く思われることはないと思いますよ。

さとこ:なるほどなるほど… 勉強になります!
強制参加ってことはないようで安心しました(笑)
そういえば朝会でも「ユーザーからの反応があるから今の仕事が楽しい」って
おっしゃっていましたが、相手の気持ちを考えるということで通じるところが
あるのでしょうか… 

長瀬:相手の気持ちが知りたい、なにかしらのリアクションがほしい
っていうのは仕事でもありますね。誰かを怒らせそうなことをしたときに無反応
だとすっげー怖いし、喜ばそうとしたときには反応がほしいじゃないですか。
若い人に伝わる言葉だと…「既読スルーは嫌じゃん」ってことです。そういう
反応がなにもないっていうのは俺にとって、すごく大袈裟に言うと生きている
楽しさがないって感じなんです。なにも思われないのが嫌で、白か黒か
はっきりさせたいんですよよ。今はアンドロイダーで編集の仕事をしているん
ですけど、企画やコンテンツに対するユーザーの反応がダイレクトにわかる
のでおもしろいです。

さとこ:お気持ちわかる気がします!
でもこれって、長瀬さんがもともと人の反応に注目するようなお人柄だから
こその「楽しい!」でしょうか。ブログを読まれる学生さんにも「ルクレで働くの
って楽しそう!」とか「こう思えば仕事を楽しめるのか!」とか思ってもらえると
いいんですが… 

長瀬:あー… 今の年代の人たちには刺さらないかもしれませんね。
今の若い人たちって、入社する会社をそこに負の要素があるかないかで
判断することが多い気がするんですよ。俺は仕事でもプライベートでも自分の
したことに対する反応が見たいと昔から思っていて、だから今の仕事も
楽しいんですが… 就職難のせいもあってか「これをやりたいんです!」って
感じじゃない人が多いですよね。仕事として会社を見ていないというか…

さとこ:ああ、確かにそうかもしれません… 

長瀬:ルクレの選考は、ただたくさんの企業を受けたいと思っている学生じゃ
絶対通らないんですよ。逆にそれを通り抜けてきた人には、俺の言う楽しさも
伝わるだろうと思います。っていうのが伝わる方も限られるのかな…
ルクレに向いているのは、このブログを見て素直におもしろそうだなぁと
思うような方だと思いますよ。

さとこ:長瀬さんの「相手の気持ち・反応が見たい」同様、ルクレには人柄や
素直な欲求と仕事への姿勢とがつながっている方が多いですよね。そんな方に
アプローチすべく記事にします!長瀬さん、今日はありがとうございました!

ルクレにおけるフツーの人の強さ

【本日の社員データ】
野宮さん(入社8年目)中途入社、30代前半。
オンラインビジネスユニット 企画営業チーム ビジネスディレクター
「ごく普通の人生を歩んできました」と語る才女。趣味はボディボード
朝会議個人発表テーマ:強いこだわりを持つ方法♡

さとこ:今日は野宮さんにお話をうかがいます。
朝会では、最近デザインの専門学校を卒業なさったとおっしゃっていましたよね。
お仕事しながら週末に通われるなんてすごい…!野宮さんのお作りになった
デザインも見せていただいて、おしゃれだなぁすごいなぁと思っていました。

野宮:ほんとにー!?? ありがとう!でもそんなことないんですよ。もう本当に
恥ずかしかったです。朝会でも「恥ずかしい」って表現が何度も出ていたと
思うんですけど、私はじめて恥ずかしい思いをしたんです。

さとこ:えええ、あんなに素敵なデザインなのに…?

野宮:だってなんかもう、作ったものは自分そのものなんですよ。人それぞれ
作るものが違って、自分の個性をさらけ出さないと作れないんです。
私、今まで普通に生きてきて、自分をさらけ出すようなことってしたことなくって…
今の部署にくる前は経理の仕事をしていたんですけど、ミスして恥ずかしい
ことはあっても自分の個性をさらけだすような恥ずかしさってないじゃない
ですか。世の中も恥ずかしいことはしない方がいいって風潮で、悪目立ちしない
ようにしよう、みんなが良いって言うことをしなきゃ、ってなってますし。

さとこ:確かに「これをしたら変に思われるかな?」っていうのはなにかにつけ
思います。

野宮:そう。でも、恥ずかしい思いをしないと作れないものがあるってことにも
気づいたんです。個性とか人間味とか、そういうのは恥ずかしさを伴って
初めて作品からにじみ出るもので、見る人はそこに感動するんですよね。
私のいるオンラインビジネス部にはクリエイティブ畑の人が多くって、デザインが
できるとか出版社で編集の仕事をしていたとか海外から来ているとか…
個性をさらけだすようなことをしてこなかったのは私だけなんです。

さとこ:それ!実は私も思っています。皆さん強烈な経験や個性の持ち主ですよね。

野宮:そうそう!ほんとに強烈ですよね。今の部にいるとものすごいアウェイ感
なんですよ(笑)専門学校に行ったのは、自分をさらけ出したり強いこだわりを
持って仕事をしたりする修行にもなりました。自分をさらけ出しながらデザイン
を作ってみて、仕事も同じだなって思ったんです。デザインにも仕事にも同じ
ように個性が出て、どっちも私そのものだなって。作業が雑とか効率よく
済ませようとするとか、そういうの全部が私なんですよ。

さとこ:朝会でも「デザインも仕事も自己表現」っておっしゃってましたよね。

野宮:そうなんです。
まぁそれがわかったところで私が他のみんなみたいな強烈な個性を手に
入れられるわけではないんですけど、みんなの世界を覗いてみて、ああこういう
考え方なんだってわかりました。みんな時間や効率を気にせずに強いこだわり
を持って仕事をしていて、正直理解できないところもあったんです。でも自分も
デザインで自分をさらけだしてみて、みんな自己表現としての仕事をして
いるんだ、だからこだわるんだってわかりました。

さとこ:時間や効率を気にしないのもそりゃそう… なんですかね?
私もいわゆる「フツーの人」なので、頭ではわかるし憧れるんですが、共感
できているのかどうかはわからないです。 

野宮:私も憧れています(笑)
でも強烈な個性の人ばかりではビジネスできないし、フツーの人だけでも
そうだし、両方いないといけないんです。私はフツーの人だけど強烈な人たち
の世界も知っていて、だから良いビジネスができるんじゃないかと思っています。

さとこ:それは救いですね!ルクレで「フツーの人」はマイノリティですが、
逆に強みになるのかもしれません。 

野宮:うん!強烈な個性に負けないように頑張りましょう!(笑)
みんな一緒じゃなきゃいけないとか、多数決で決めたことが正義とか、そんな
ことはないし、思ったことを言ってもいいんです!ルクレではそれが許されるんです。

さとこ:だからこそこんなふうに、いろんな人が集まっているんですもんね。
私、頑張ります!野宮さん、今日はありがとうございました。