サービス越しにユーザーの顔が見えてくる


【本日の社員データ】
大野さん(入社5年目)中途入社、30代前半。
アンドロイダーユニット コンテンツディレクター
10年以上書く仕事を続けてきた編集のプロ!
朝会議個人発表テーマ:ユーザーメリットとクライアントメリットの両立

植松:本日は先週の遠藤ちゃんの先輩社員、大野さんにお話伺います。

大野:先週の遠藤の記事読みましたよ。なんか、ニヤニヤしちゃいますね笑

植松:遠藤ちゃん、大野さんのこと本当に尊敬してましたよ。

大野:やぁそう言ってもらえると嬉しいですよ。がんばってやってきた甲斐
あるなっていうね。

植松:ルクレに入社されて5年目ですが、これまでずっと編集のお仕事を
されていたんですよね?

大野:そうですね。前職まで、僕はずっと紙媒体の編集という仕事1本で
やってきたんです。書くことに関して自信がありました。下積みもしてきたしね。
だけど、紙媒体には、もう限界があるなと思うようになっていました。WEBの
読み物が一般的になってきて、情報発信もどんどんリアルタイム性が求められて
きていましたから。そこで、当時、自社メディアの編集を募集していたルクレに
思い切って転職を決めたんです。

植松:転職してみて、どうでしたか?

大野:いや~、これまで僕がやってきたのは何だったんだ!?って思いましたね。
サービスのプロモーションを企画して、文章を考える仕事があるんですが、
もう毎回毎回上司に怒られて。
「これでユーザーが喜ぶの?」「お前はユーザーの視点に立ってるの?」って。
いやいや、僕だってこれまでユーザーのことを分かっていたつもりでしたよ。
でも、結局それは自分がそう思っていただけで、ユーザーのことを実際は
知らなかったんです。

植松:”ユーザーのことを分かっていたつもり”って、どういうことですか?

大野:それまでやっていた紙媒体って、ユーザーを想定して書いていたんですよ。
こういう人が読んでくれるだろう、その人向けにはこう書いたら喜ばれる
だろうってね。それで、そのつもりで入社してからもやっていたんですが、
どうも伝わらない。悩みましたね~。

植松:なるほど、感覚がそれまでと全く違ったんですね。
それを大野さんはどうやって乗り越えたんですか?

大野:その頃、「みんなのデジブック広場」のユーザーサポートの仕事も一緒に
やっていたんですよ。サービスを使って、困っているユーザーからの問い合わせ
に答えたり、実際に会いに行って話を聞いたり。
ウチのWEBサービスは凄いんですよ、ユーザーと直接話ができるし、
会うことだってできる。ユーザーに寄り添っているサービス、って言うんですかね。
そうこうしている内に、面白いものでユーザーの顔が見えてくるんですよ、
サービス越しに。
それである時、あ、自分は誰よりもユーザーのことを知っている!語れる!
とハッキリ自信がついたんですよね。今振り返ると、ユーザーと向き合えたのは
自分にとって本当にいい経験だったと思ってるんです。

植松:なるほど、ユーザーとの接点がターニングポイントだったんですね。

大野:そうですね。あと、もう1個あって。

植松:え?何です?

大野:「師匠超え」した瞬間です。

植松:おおお!それは気持ちが良さそうですね!

大野:そうなんですよ。ユーザーのことが分かり始めて、「こういう伝え方を
したらウケるんじゃないかな」という僕の意見で企画したものが、その通り当たった
ことがあって。今まで散々怒られて、あぁでもない、こうでもないと言われ続けて
悔しい思いをしてましたからね・・・やった!と素直に思いましたよ。

植松:あ、なんか聞いたことあるぞ・・・遠藤ちゃんも悔しいって言ってた!
大野さんが受け継いだもの、今度は遠藤ちゃんの番なんですね。

大野:そう。代々繋がっていくんですよ。
編集の仕事って、憧れる人も多いだろうし、軽い気持ちで来られる方が
多いですけど、僕らのところはもの凄い大変ですよ、いや脅しじゃなく(笑)
ユーザーの反応が手に取るように分かる分、「ユーザーが喜ぶかどうか」
を真剣に考えますから。
ユーザーのことを一番知っている、世の中のどこにも負けない
編集チームとして、これからもやっていきたいですね。
・・・それで、植松さんは“就活してる人”見えてますか!?笑

植松:そ、そ、そりゃもちろん!うわぁ今回のブログ書くの緊張するなぁ。。
大野さん、今日はありがとうございました。赤入れ、よろしくお願いしまーす笑

自分が一番おもしろがれないとダメ


【本日の社員データ】
百名さん(入社8年目)中途入社、40代前半。
アンドロイダーユニット 編集長
AKB48篠田麻里子さんと共演を果たすなどメディア出演多数!

植松:はい、どーも!今日は百名(ももな)さんにインタビューです!

百名:あ!その入り方はオレの専売特許!しかも名前そのまんま
出ちゃってるじゃん(汗)

植松:ははは、気が付いちゃいました?笑 通常、個人情報保護の
関係で仮名を使ったり
するんですけど、『百名さん』メディアにも出て
らっしゃるから、ここで違う名前を
使ってもアレかなぁと思って。
だって、ここ1年でアンドロイダーのサイトはもちろん、雑誌やテレビ
など、いろんな
ところに出演されていますよね。

百名:そうだね。パソコンとかケータイとかデジカメとか、とにかく新しい
ガジェットが大好きな、まぁこう言っちゃなんだけどオタクだったオレが、
まさか表に出るなんてねぇ。でも、今の仕事、本当に楽しいんだよね。

植松:AKBと 共演できるからですか?(笑)

百名:ちがっ・・・んまぁそれもそうだけど。
なんていうのかな、実は前職がパソコン関係の雑誌編集だったんだ
けど、そのころから新しいモノとか、技術とかをみんなに伝えるってい
うことが楽しかったんだ。
アンドロイダーは、Android端末を買って、よしこれから使い倒すぞ!
って思っている人が見てくれるサイト。そういう人たちのツイッターとか、
特集記事のPVなんかで反応が手に取るようにわかるんだよね。
ここまでダイレクトに、リアルタイムに反応が返ってくるっていうのは
WEBならではかな。

植松:見てくれる人、使ってくれる人が喜んでくれるのって、嬉しいですよね。

百名:そうなんだよ。だけどね、喜んでもらうのは結構大変なんだよ~。
こう、相手に自分が感じている面白さが伝わらなきゃならないからね。

植松:ふんふん。あ、今まさに就活中の学生さんは、「自分のことを
伝える」っていうところに
面していると思うんですよね。
「伝える」ことのポイントってなんでしょう?

百名:おお、就活とかけてきたね!う~ん、それと共通するかわか
らないけど、オレは、記事の内容だとか、取り上げ方、サイト全体から
にじみ出てくる『なにか』、が大事なんじゃないかと思ってるんだ。

植松:どうしたら『なにか』がにじみ出てきますかね?

百名:やり方はいろいろあると思うけど、何よりも自分がその対象の
ことを一番面白いと思えないとダメだと思うんだよね。それから、
どう見せるか真剣に考える。見本があるわけじゃないから、ゼロから
考えるって、難しいし時間がかかるんだよね。
やりたいことも、やらなきゃいけないこともいっぱいあるし。雑誌の入稿
締切前とかだと、徹夜することもあるよ。
チャチャっとやっちゃえば、効率的かもしれない。だけど、それで伝わら
なかったら何の意味もないわけさ。自分が読者だったら、ということを常
に考えてやるようにしているかなぁ。

植松:なるほど。 ウチの理念でもある「魂を込める」ってことですかね。

百名:あぁ、まとめるとそういうことだね。まぁ、オレの場合、基本は好き
なことがそのまま仕事になっているから、辛いことや大変なこともあった
りはするけど、すごく今充実しているよ。

植松:いいですね、そうやってハッキリ言えるのってステキ!
百名編集長、ありがとうございました!