「ハンバーグ美味しいから好き!」と一緒

※この輪っか、扇風機です【本日の社員データ】
前崎さん(入社2年目)新卒入社、20代前半。
オンラインビジネス部 開発
サービス精神旺盛!写真は今IT業界で話題(?)の、扇風機の使い方です。
朝会議テーマ:経験者に近づく方法

さとこ:今日はオンラインビジネス部の前崎さんにお話をうかがいます!
前崎さんは入社2年目に突入したエンジニアさんですよね。人事ブログでは
このところエンジニア以外の職種の方が続いていたので、エンジニア心に
ぐぐっとせまってみたいと思います! 

前崎:えーそうなんだ。俺だいじょうぶかなー うまく話せるかなー

さとこ:だいじょうぶですよ!よろしくお願いします!
じゃあ早速ですが、前崎さんがエンジニアを志したきっかけを教えてください。

前崎:きっかけはねー、なんか中学のとき、「よくわからないものをわかってる
のってかっこいい!」と思ったことかな。そうなりたくて情報系の高校に行った
んだよね。「普通科ってなんかつまんなさそう、普通だし」って気持ちも
あった(笑) で、昔からゲームが好きだったから、ずっとゲームがつくりたくて
プログラミングをやってたかなぁ。俺らの世代ってゲームが進化してきた代
じゃん?身近だったし、俺も作りたい!って思って、高校・大学でもゲームを
作ってたし、就活のときもゲームの会社を受けて内定をもらって・・・
まぁ結局ルクレに入ったんだけど。

さとこ:えっ その流れでどうしてルクレなんですか?

前崎:うーん・・・ ゲームを作りたかったけど、モノをつくるという意味では
ゲームを作るのもサービスをつくるのも一緒だと思ったからかなぁ。それなら
会社自体がおもしろそうなルクレにしようって思って。

さとこ:ゲームをつくるのもサービスをつくるのも一緒、ですか?

前崎:たぶん、モノをつくりたかっただけだったんだよね。なんでもいいから。
理由は・・・ わからん!でも、つくりたい! 誰かに使ってもらうとおもしろい
けど、こんなん誰も使わないだろーってものもおもしろいからつくるし・・・
なんでだろうね。今はモノをつくっているのが楽しくて、楽しいから好き。
なんか「ハンバーグ美味しいから好き」っていうのと変わらない気がする
かなぁ。「楽しいから好き。」

さとこ:ああ、その感じいいですね!身の内から湧き上がる感じ。
前崎さんがこれからどんなふうになっていくのか気になります。 

前崎:なんだろうね。
夜会では社長にいろいろ有り難いお言葉をいただいたんだけど、たとえば
「目線を高く持つ」という話に「なるほどなー」と思った。「自分の目線でやって
いたらそこで満足しちゃってそれ以上の成長は見込めないから、実力より
高いところを目指したほうがいい。目指せばなんだかんだでできる。」って
話で、「どうすれば目線を高く持てるかな、自分の目線じゃないところを見る
のは、意識でどうにかなるものなのかな」って思って考えて・・・ 難しいよね。
でも、「目指せばできる」っていうのはわかる。

さとこ:えっそれ、よくわからないです。

前崎:えーだって、今の自分にできることはなんとなくわかるじゃん?その
まわりのこともわかって、それができたらできるようになることもわかる。
で、今よりできるようになったらさらに先のことも見えるようになるから、高い
ところを見ていたらいつかそれだってできるようになるはず。そう思うのは
まだ自分の目線でものを見ているからなのかもしれないけど・・・

さとこ:どんなに高くとも地続きではあるってことでしょうか。
でも、エンジニアさんの「高み」ってなんなのかあんまりイメージがつきません。
「もっと効率的で綺麗なプログラムを」というようなことですか? 

前崎:や、そういうのよりもっと、「ふわっとしたものを固める」感じかなぁ。
今は上から「つくって」って言われたものをつくる感じなんだよね。ふわっとした
「こういうものがほしい」を先輩が「こうやってつくったらできる」って段階にまで
固めて、その「こうやって」のところを俺がやってる。それもモノづくりだけど、
ふわっとしたものを固められるようになったらもっと「自分が」そのサービスを
まわしている感があるじゃん。その感じはやっぱりほしいよ。
モノをつくりたいんだから。

さとこ:やっぱり「モノをつくりたい」んですねぇ。なんだか前崎さんのモノづくりは
楽しそうです! 前崎さん、今日はありがとうございました!

どうせやるなら楽しくやろう!

頼れるルクレの屋台骨【本日の社員データ】
堀口さん(入社9年目)中途入社、30代前半。
総務部 法務、ITソフトウェア管理、経理など
社内中から頼られるオールラウンダー、困ったときの堀口さん。
朝会議テーマ:ERPシステム導入について私がおもういくつかのこと

さとこ:本日は総務部の堀口さんにお話をうかがいます!
堀口さんは私にとって社内でもっとも身近で、毎日お世話になっている方
ですが、いろいろ見ているぶん分からないこともたくさんあるんですよ。

堀口:へーそうなの?たとえば?

さとこ:たとえば、朝会では、自分は「無用の存在」だけど「ゴールを目指したい」
というお話をされていましたよね。どちらもわかるような、わからないような・・・ 

堀口:「無用の存在」というのはねー、まぁプレゼン用にセンセーショナルな
言葉を選んだ節はあるけど、総務部みたいな間接部門、直接売上をあげる
わけではない部門は、会社にとってコストでもあるっていうことだね。もちろん
今総務がしている仕事が無駄だっていう意味じゃないけど、自分が会社に
いることのコストを考えた方がいいと思うんだよ。

さとこ:自分がいることのコスト、ですか・・・?

堀口:うん。いくら売上をあげたってさ、それよりもコストが大きかったら意味
ないわけじゃん。ここで言うコストっていうのはたとえば人件費ね。自分が
働いているのって、会社にとってはある意味ではコストなんだよ。総務は
売上をあげているわけじゃないから余計にそう感じるんだと思うけど・・・
コストはなるべく少ない方がよくて、自分はコストでもある。コストをコストだと
理解しようよ、ってことが言いたかった。「無用の存在」っていうのはそういうこと。

さとこ:かなり強烈な表現ですよね。
それでも「ゴールを目指したい」と思っていらっしゃるのはどうしてですか? 

堀口:えーと、それはなんとなく共感できない?
あらためて「どうして?」って聞かれると、なんて言ったらいいんだろう・・・
そうだなー 「どうせやるならなるべくよくなった方がいい」からかな。自分に
できること・やらなきゃいけないことをやらない、というのは生理に合わない
んだよね。仕事をすることで誰かに喜んでほしいとか給料をもらわないと生活
できないとかいろんな価値観があると思うんだけど、でも少しでも前に進む、
というのが間違っていることはあまりないと思う。

さとこ:???「少しでも前に進む」?

堀口:たとえば成長するとか、売上をあげるとか、コストを下げるとかね。
自分の場合は、さっきも言ったとおり売上をあげることができないから、コストを
下げることが「前に進む」ことだと思ってる。正確さを保ちながら効率をあげて、
他の部署の負荷を下げるのが自分のミッションだね。「無用の存在」と言っても、
そのことには矜持を持っているし、責任感や意地もある。少しでもよくなり
たいし、よくしたいんだよ。

さとこ:なるほど・・・

堀口:成長したいのがなんでかって言われるともうなんて言ったらいいか
わかんないけど、その方がおもしろいし楽しいじゃん。俺は趣味でサーフィンを
やるんだけど、前よりもいい波を見つけられるようになったりさ、そういうのと
一緒で。新しいことをやってみて、できるようになったら嬉しい。新しい知識を
得て「へぇー ふぅーん」って思うのが原動力かなぁ。俺は捻くれものだし
身勝手だから、人に感謝されたりするのよりも原動力になっているかも
しれない(笑)なにかがうまくいって、周りの人がちょっとずつよくなっていくのは
いいなって思うし、なにがみんなにとって一番いいのかとは考えるけどね。

さとこ:なんだかんだ言いつつ、みんなのことを考えていらっしゃいますよね。
本当になんでもできるオールラウンダーですし・・・ 

堀口:やってみて、ちょっとでもよくなったらいいし、ちょっとずつ前に進んだ
方がきっとみんな幸せだからね。それに、その方が自分も楽だったりするよ、
精神的に。仕事ってやらなきゃ生きていけない側面もあるけど、たとえ1億円
あったってなにかしらすると思う。生きていたらなにかするし、仕事しない
わけにはいかないから、「あーやんなきゃなー」とか言ったりするけど、結論
としてはやった方が実は楽。で、どうせやるなら楽しくやろう!と思ってる。

さとこ:前向きですねぇ。堀口さん、今日はありがとうございました!