強いこだわりを持つ人の生き方

【本日の社員データ】
渋川さん(入社7年目)中途入社、30代後半
オンラインビジネスユニット 開発チーム エンジニアリングディレクター
手品から舞台演出までこなせる開発のリーダー!朝会議ではコスプレ&ダンスを披露
朝会議個人発表テーマ:「なにかのモンスターになろう」

さとこ:今日はオンラインビジネス部、開発のリーダーでいらっしゃる渋川さんに
お話をうかがいます!渋川さんのことは就活中から知っていたんですが、
だからこそというか、朝会は衝撃的でした。派手な衣装とダンスからはじまって、
手品までまじえて…(笑) 

渋川:「コスプレしたい!」って言い出したら「そういえばあの人服飾の専門
出てたよねー」みたいな感じでいろんな人が協力してくれて、衣装もデザインも
動画もプロの仕事になりました。ほんとに皆のおかげですよ。オンライン
ビジネス部の制作の人たちなんですが、本気出すとここまでできるんだぞ!
どうだ!いいだろ!って気持ちでした。

さとこ:そのノリすごい!
朝会では「強いこだわりを持つ人」と「普通の人」で強いチームを作るには、
というお話をしていらっしゃいましたよね。持っているエネルギーをひとつの
ことに注ぎ込む人とまんべんなく使う人という対比でしたけど、それでいうと
皆さん「強いこだわりを持つ人」たちなんですね。

渋川:そうですね、僕は「普通の人」って言われたことがないくらいです。
町工場で生まれ育って、周りの大人はみんななにかをつくる人だったので、
なにかをつくること以外を仕事にするなんてあまり考えたこともなかったですね。
中学の頃にはドリルやノコギリを使うのが当たり前で、高専に進んで…
そこは中学卒業の時点でエンジニアになるって決めていた人たちばっかり
だったから、やっぱりアレつくりたい、コレつくりたい、っていうのは当たり前
でした。その中でも自分はモノづくりへのエネルギーが高い方だった気がしますけど…

さとこ:モノづくりへの情熱って、自分にもあると思ってはいますが、
インタビューをしていて不思議に思うことが度々あります。本当に熱いんだなー
なんでだろう?って。 

渋川:なんでですかね。
僕のこだわりは「理解したい」「何故なのかわかりたい」ってことで、たとえば
Googleで検索すると1秒で世界中の情報が出てくるじゃないですか。どうなって
いるんだろう?どうしてこういうことが起こるんだろう?って思います。いま
座っている椅子も、背もたれが後ろに傾いてある程度までいくと止まるのが
気になるし、ディズニーランドでぬいぐるみの動きを見ていても、動力はなん
だろう?って。なんでみんなはそういうことを考えないのかわからない…

さとこ:えー… なんででしょう。私も不思議です。
考えることが多すぎてストレスが溜まったりしませんか?

渋川:わからないことの方が嫌なんですよね。
状況を自分の思い通りにしたいのかもしれません。モノをつくりたいっていう
のもある意味では状況を思い通りにしたいってことで、そのための道具は
たくさんあった方が安心というか… いろいろわかっていないとダメだし、
思い通りの状況に向かっていくために、分かっていることが増えていくと嬉しいです。

さとこ:なるほど… そう言われてみるとなんとなくわかる気がします。
でもやっぱり、
こだわりのある人って面白いです。ルクレはそういう人が多い
気がしています。

渋川:どうですかねー
でもこれから入ってくる人についても、強いこだわりのある人がほしいって僕は
思っています。そして出る杭が打たれないようにしたい。会社としても同じで、
もっといろんな人がほしい、みんなでいろいろやればいいよ、その方がうまくいく、
おもしろいものができるって思っていると思いますね。
もちろん会社には強いこだわりのある人も普通の人も両方必要で、朝会で
このふたつについて話したのは、いつもいろんな人に助けてもらってありがとう
ってことを伝えたかったからです。でもありがとうだけじゃ卑屈すぎで、
そのぶん僕も、自分のこだわりを自分にしかできないことに昇華して皆に貢献
しているんだって思っています。

さとこ:私は自分を普通の人だと思っていますが、強いこだわりのある人に
憧れつつ当たり前のことを当たり前にしていくことに誇りを持っていて…
渋川さんを筆頭に、いろんな人がいるのは素敵だなって思います。今日は
ありがとうございました!

 

自分たちのサービスに情熱を持つことが大事

 

【本日の社員データ】
金本さん(入社7年目)中途入社、30代後半
オンラインビジネスユニット 開発チーム エンジニア
美術館巡り、旅行、写真、パン作りなど多趣味な一面も。
朝会議個人発表テーマ:「アウトプットのすすめ、モチベーションまたは情熱について」

植松:本日は金本さんにインタビューです。
朝会議では、ご自身のプライベートから今考えていることまで、わりと、いや
かなりさらけ出した内容でしたよね!何か、思うことがあったんでしょうか・・?

金本:う~ん、ここ最近自分の中でカベというか、行き詰っている感じが
していて、打開したいとは思っていました。
自分のことを周りに知ってもらうことで、チームにもいい影響がでたり、うまく
いくんじゃないかと思って、いろいろ晒してみたんです。もっと周りと
コミュニケーションをとっていきたいな、と。

植松:これ、金本さんの性格を知っている方なら分かると思うんですが・・・

金本:そうですね、僕はあんまり積極的に周りと話をするタイプでは、
正直なかったですね。 というかどちらかと言うと避けていたというか。
まぁ、1年半に1回、せっかくの朝会議だし、えいやぁっと(笑)
僕は、みんなで、自分たちが本当に面白いと思うモノを作っていきたい
と考えているんです。こう言ったらアレですけど、プログラミングとかって、
企画を実現するための手段でしかないんですよね。

植松:あ、それはエンジニアのみなさんが仰ることですね。

金本:うん、どんな仕事もそうだと思うんですけど、”○○をしたい”っていう
タネの部分が一番大切というか。今はメインでアンドロイダーに関わっているけど、
もっとユーザーに楽しく使ってもらいたい。じゃあどうすればいいかって考える
部分、それがタネですね。そこさえ面白かったら、あとはそれを作っていくだけ
なので。
今も僕はエンジニアという立場から企画にも関わっているけど、もっと企画とか
開発とか、そういう分業じゃなくて、お互いの仕事に足をつっこんでやっていった
方がいいと思っていて。

植松:なるほど。でも、人数が増えてくると難しいこともあるんじゃないですか?

金本:だからこそチームのみんなが、いかに自分たちのサービスに対して自分の
こととして向かえるか、情熱を持てるかが大事なんじゃないかって思ってるんです。
僕、昔から「結果は後から必ず付いてくる」って考えを持ってるんですけど、
作ってる人が面白がって作ってるサービスには、ユーザーはついてきてくれる。
そういうモノ作りを、みんなで試行錯誤しながら続けてやっていたら、いいことが
あるんじゃないかなぁと思っています。

植松:ルクレでいうところの、「魂を込めたモノ作り」ですね!
金本さん、今日はありがとうございました~。