「いいイメージをする」って大事。

【本日の社員データ】
菱田さん(入社1年目)新卒入社、20代前半。
アロバビュービジネスユニット 販売推進グループ
ルクレでは珍しい体育大学の卒業。趣味のサッカーは観るのもやるのも大好き!
朝会議個人発表テーマ:もっといいパスを出すには・・・?

植松:本日は2012年4月入社の菱田ちゃんにお話を聞きまーす!
どうだった、初めての朝会議は??

菱田:んもーめっちゃ緊張しました!同じ部署の営業さんに発表を
事前に見せてアドバイスをもらったり、 資料の作り方を教えてもらっ
たり、準備はしたんですけどねー、いざ皆さんの前に立つとソワソワ
しちゃって。私、大学のときに教育実習を経験したんですけど、
それを思い出しました。

植松: そっか、菱田ちゃん保健体育の教員免許持ってるんだよね。
体育系の大学に通っていて、IT系に進む人って珍しかったんじゃない?

菱田:そうですね。これから自分が働くんだ、っていうことを考えた
ときに、何か新しいことを始めてみたい、と思ったんです。調べていく
内に、IT業界って面白そうだな、幅広いことができそうだなと感じるよう
になってきて。そんな中で、ルクレの会社説明会を受けたんです。

植松:へぇ、そうだったんだ。

菱田:はい。「人に話せるような面白い会社で働こうよ」と社長が言って
いて、まさに私はその通り、その日家に帰ってから実家の親に電話を
したんです。「いろんな面白いサービスをやっている会社があってね、
おやつも出るんだって!私受けるよ!」って。
ただ、受けている会社は他にも2つくらいあって、そこも面白い会社さん
だったんです。悩みに悩んでいたら、途中で分からなくなってしまって。

植松:なんと、そんなに悩んでいたとは。誰かに相談したりしたの?

菱田:私は社会人の先輩に相談しました。そうしたら「そこで働いている、
オフィスにいる自分のイメージが湧く会社がいいよ」とアドバイスして
もらったんです。当たり前なんですけど、入る事が目的じゃなくて、
入ってからの自分を想像することが大事なんですよね。

植松:そうなんだよね、就活って自分で決めないといけないからね。
相談するのも大事だね。
それで、入社してもうすぐ1年になるけど、どう?

菱田:ちゃんと働いてるな、っていう感覚です。今は、営業チームの
アシストをしてますが、1年目だけど、人から指示されるばかりでは
なくて任されていることもあるんですよ!・・ただ、いっぱいいっぱいに
なってしまうところがあって、それで一つ大きな失敗をしてしまったこと
もあります。

植松:それは、朝会議で言っていたある事件のこと?

菱田:はい、あってはならない失敗をしてしまって。その日はズドーン
とすごく落ち込みましたね、アシストがうまくできないどころか足を引っ張って
しまうなんて、って。だけど、落ち込んでいても何にもならないので、翌日から
すぐ、変えられることはどんどん変えていこう!と思って、自分の仕事を見直し
たんです。今まではお願いされたことをこなすことに精いっぱいで、自分から
何か働きかけるっていうのがうまくできていなかったんですよね。これまで
営業さんに言うのをためらっていたことも、思い切って先回りして声をかけて、
自分なりにうまくやる方法を探して実践しています。
あとは、「いいイメージトレーニング」をすること、ですね。

植松:ん?いいイメージトレーニングって?

菱田:夜会で社長に「菱田さん忙しい時顔に出てるよ、笑顔で
仕事しないと」って言われてしまって。まさか社長に気付かれていると
は思っていなくて、ビックリしたんですが。。それで、どうしたらいいん
ですか、って思わず聞いてみたら、「サッカーをやってた時、毎晩イメージ
トレーニングしてたでしょ。仕事も同じ、うまくいくにはどうしたらいいか、
イメージしないとね」って言われて。
確かに、日々のことに追われ出すと、余裕がなくなって先のことまで
考えられていなかったんですよね。

植松:わー、社長見てるねぇ!

菱田:そうなんです!・・・私、自分では今のアシスタントという仕事が
向いていると思っているんです。私が出したパスが、最終的にゴール
に決まる。そういう隠れた魅力 がある役割を、もっともっと極めていく
ためにも、「いいイメージトレーニング」、続けていきたいと思っています。

植松:うんうん。確実に成長の道をたどっていて私もなんだかうれしいなぁ~。
菱田ちゃん、これからもがんばってね!

「自由」というのは正直怖い

 

【本日の社員データ】
栗城さん(入社1年目)中途入社、40代後半。
開発技術部 ゼネラルマネージャー
キャリアのスタートはCADシステムの開発。エンジニア歴24年の大ベテラン!
朝会議個人発表テーマ:情報共有、スケジューリング、組織とは

植松:本日は開発技術部の栗城さんにお話を伺います。よろしくお願いします!

栗城:こうやってインタビューしてるんだねーなるほどねぇ。

植松:はい、そうなんです。栗城さん、初めての社長との夜会(よるかい)はどうでしたか?

栗城:そうだね、普段あまり飲まないし、営業ではないから接待もないからね、
会場選びはすごく考えたんだよ。

植松:夜会は朝会議の個人発表者がホストとして、社長と1対1のお食事を
コーディネートするんですよね。どんなお店を選んだんですか?

栗城:社名の由来にかけたんだ。ルクレって、肥沃な三日月地帯(Fertile Crescent)
の略でしょ。だから、そのあたりの、地中海の料理が食べられるお店
にしようと思って。そういうエピソードがあると、話も弾むし、根拠もあるし、
解はこれしかない!ってね(笑)
1年半に1回、社長と1対1でじっくり話せるチャンスだから、どうやったら
喜んでもらえるか、考えること自体が大切なプロセスなんだろうなと感じたよ。 

植松:朝会、夜会をきっかけに、「よしまたがんばろう!」って思えますもんね。
こういう制度もそうかもしれないですが、これまでいらっしゃった会社さんと、
ルクレとでは、どんなところが違いますか?

栗城:「会社」という形が全然違うかな。それまでいた会社は、上場企業で、
何をするにも書類が必要で、決まった段階を踏まないと進めなかったり、
自分の出来る範囲がきっちり区切られていたり、ということが当たり前だった。
だけど、ルクレは基本が「自由」なんだよね。この「自由」というのが、
正直怖いとすら思っていることでもあるんだ。

植松:え、そうなんですか?ずっとこの会社にいる身としてはそのあたり、
良くわからないのですがどういうことでしょう?

栗城:うん、例えば、枠があったとしたら、ここまでやったらOK、その線に
対して今はこのあたりにいる、という自分の位置が直感的にわかるもの
なんだ。だけど、ルクレでは、そういう決まった枠がない。意識していない
とすぐ自分の位置が分からなくなりそうな、そんな危機意識が常にあるね。

植松:栗城さんの意識している「自分の位置」って具体的には何ですか?

栗城:社長はとても理想が高い人で、ビジネスや会社の在り方についての
考えが本当にユニーク。そういうところに惹かれて入社したみんなが
働いている会社なんだよね。ルールを作らないことがルール、とか、
裁量は個々に任せること、下からの意見で物事が決まったり、、そういう
社風を続けていくための組織を僕なりにどう作っていくか、それが
今の自分の役割、自分のいる位置だと思っているよ。

植松:なるほど。ところで、今年は新卒採用の面接官もお願いしましたが、
栗城さんがいいな、と思うエンジニア像を挙げるとすると、どんなことがありますか?

栗城:プログラムはね、嘘をつかないんだよ。自分で書いたらその通りに
動くし、間違っていたらエラーが出る。その結果を真摯に受け止めて、
粛々と対応していく「素直さ」がプロのエンジニアには求められるかな。
もちろん、モノ作りに対しての情熱も必要だけれど、それだけだと趣味止まり
になってしまう。情熱があることに加えて、正直に、飾らない自分のまま、
プログラムと向き合えるかどうかが学生には大切だと考えているよ。

植松:プログラムは嘘をつかない、名言ですね!栗城さん今日はありがとう
ございました!