自分で自分のケツを叩きながらやっていく

【本日の社員データ】
杉山さん(入社4年目)中途入社、30代前半
アロバビュービジネスユニット 品質管理グループ テクニカルサポートリーダー
前職はレコード会社!さいきん結婚した新婚さんでもあります。
朝会議個人発表テーマ:「転換期を迎えたアロバビューのサポート」

さとこ:今日はアロバビューのサポートをしていらっしゃる杉山さんに
お話をうかがいます!アロバビューは転換期を迎えているって聞きますが、
具体的にはどういうことですか?

杉山:何年もやってきて良い部分も悪い部分も見えてきたから、
良い部分を伸ばして悪い部分を小さくしていこうと思って…
いろいろあるんだけど、たとえばアロバビューのフリー版をはじめて、僕は
そのサポート対応をしたりしています。

さとこ:アロバがフリーってすごいですよね。
ニュースリリースを見たとき、えっ無料!? いいの!??って思いました。機能や
使用期限に制限があるわけでもなく、同じものが無料ですもんね。 

杉山:いつまでも今までと同じことをしているわけにはいかないからね。
国内実績No.1って言ってもまだまだアロバを知らない人は多いし、まずは
使ってもらおう、それで良さを知ってもらおう、って思ってはじめました。
これでいいのかは正直わからないところもあるんですけど(笑)、僕らはアロバを
いろんな人に使ってもらえる商品にしたくて、「いろんな人の意見を聞ける」って
意味でフリー版はすごく役に立っています。プレミアム版(有料版)とフリー版と
では使ってくれるお客さんもサポートに寄せられる質問や要望も全然違うん
ですよ。フリー版ユーザーの方がいろんな段階でつまずく傾向にあるんです
けど、お客さんにわからないことがあるっていうのは、製品に問題があるって
いうことじゃないですか。フリー版ユーザーの声で、より「誰にでも使える」
アロバにしていけるんですよね。

さとこ:「お客さんが分からないなら製品に問題がある」って、作る側にいたら
私もそう思いますけど、実際その姿勢を貫くのは大変そう…
アロバはすごく複雑で高度な製品ってイメージです。 

杉山:それでも操作面では、誰にでもわかりやすいものを目指しています。
確かにアロバを使うときはカメラとか環境とかいろんな要素が絡むし、問題が
起きたときに原因がどこにあるのか探るのは結構難しいです。一口に
「録画ができない」と言っても原因はいろいろあるので、「なにをもってそう
判断したのか?」という質問から始まって、「表示が変わらない」と言われたら
「いつから?」とか… 録画ができないのか実は録画はできているけれど
閲覧ができないのか、アロバの問題なのかカメラの問題なのかふたつの設定が
噛み合っていないのか… いろいろ確認しながら原因を探しています。

さとこ:やっぱり大変ですか…?

杉山:うーん、でも僕はエンドユーザーと話すのって好きですよ。
以前は代理店を挟んでいたのでアロバを使っている方と直接話す機会は
なかなかなかったんですけど、ビジネス的なフィルターのかかっていない意見は
的を射ていたり、新しい視点があったりして参考になります。人と話すのが
好きだし、自分がしていることやその結果が見えやすかったりもしますし。

でも最近は、「そこからどう利益を出すか?」ということも部署をあげて考えて
います。お客さんに「こうしてほしい!」と言われたら全部そうしたくなるんです
けど、より求められていること、より効果が高そうなことからやっていかないと、
ビジネスとして一本筋の通ったものにならないから。部署内も、以前よりいい
意味でピリっとしていますね。営業も開発もサポートもそれぞれの立場で考える
ことがあるから、ときには対立して… 僕も言わなきゃ気が済まないんで自分の
意見は言っちゃいますし、そうやって皆で切磋琢磨しています。

さとこ:まさに転換期なわけですね。
インタビューしていても、アロバ関係の方は他の部署と雰囲気違う気がします。

杉山:まぁそりゃそうです、大変ですもん(笑)
でも自分たちでモノをつくっていたら誰もが通る道ですよね。みんなで話し合っても
なにが正解かなんてわかるはずないし、とにかく自分で自分のケツを叩いて
やっていこうって思ってます。

さとこ:皆さん「大変ですよ」って言いながら「頑張るぞー!」って雰囲気で、
そういうところがルクレだなって思います。杉山さん、今日はありがとうございました!

ルクレで楽しく働けるように

【本日の社員データ】
ユウさん(入社8年目)中途入社、30代前半
オンラインビジネスユニット マーケティングディレクター
台湾から紆余曲折を経てルクレへ!みんなの明るいお姉さん
朝会議個人発表テーマ:「新卒教育」

さとこ:今日はオンラインビジネス部のユウさんにお話をうかがいます!
ユウさんは台湾から日本へいらして、翻訳の仕事を経てルクレに入社して…
今はオンラインビジネス部全体のスケジュール管理をしながら、入社1年目の
社員の教育係をしていらっしゃると聞きました。 

ユウ:4年前からオンラインビジネス部の教育係をしています。
教育係っていうか、相談役っていうか… 私はお節介だから(笑)、ひとりで
迷ってたり悩んでたりするなら私のところで一緒に考えようって思うんです
よね。入社1年目って、上京してきたりして、会社に来ても誰も知らなくて、
誰にどう話しかければいいかわからなかったりするじゃないですか。もう
仕事以前の問題というか…

私は違う国から来ているから、他の人よりはその気持ちがわかるかもしれ
ない。だから社会人1年目は会社になじめるように、少しずつ仕事に慣れて
いくようにサポートしたいって思っています。仕事ができないのは当たり前
だしそんなに望んでもいないから、まずはメンタル面をね。相談があったら
乗るし、不安は解消してあげたい。

さとこ:うわあ、ありがたい…!
ルクレはいい人ばっかりとは思いつつやっぱり不安もあるから、ユウさん
みたいな人が近くにいてくれたらいいな、助かるなって本当に思います。
さらに適性も判断してくださるとか? 

ユウ:そう、朝会では、教育係のミッションは入社1年目の子の適性を見極める
ことだっていう話をしました。みんな会社で仕事をしていくわけだからね、
どんな仕事が合うか探して、今後楽しく働けるように。

適性を見極めるために必要なことの根本は、その人をよく知ることだと思って
います。プライベートの話を自然にできることも重要で、なんでも相談できる
と思ってもらうのが一番嬉しい。たとえば「最近彼氏ができたんです」って
話してもらえたら「じゃあプライベートは忙しくなるのかな」とか「最近仕事で
ミスが多いのはもしかして彼氏とうまくいってないからかな」とか考えることが
できるし、会社では見られない一面を知ることができて、なにか可能性が
見えるかもしれないし…

さとこ:ユウさんにだったら話しやすそうな気がします!

ユウ:わたし雑談も大好きなんですよ(笑)実際よくあれこれ雑談しています。
休みの日になにをしたとか、あの映画はユウさんもきっと好きだから見たら
いいですよとか…
うちの部もルクレも「この時間は仕事だから何々をしちゃダメ」みたいなのは
なくって、好きなようにやらせてもらえるんですよね。自由な雰囲気だから、
私のしたいような関係づくりもやりやすいです。

さとこ:空気が穏やかですよね。でもそういう関係があったら適性って見つかる
ものですか?自分自身文系出身で、技術力もないしなにもできないような
気がしてしまって…

ユウ:窓口業務は電話越しにいろんなユーザーとやりとりをするから、
適性が比較的見えやすいと思います。怒って電話をかけてくる人もいれば
嬉しくてお礼を言うために電話をかけてくる人もいて、パターンも状況も違う
中でそれらへの反応をするから、その人のいろんな面が見られるんですよね。

他にもいろんな仕事をしてもらいながら2年目以降の配属を考えます。
たとえば、この子は自分の趣味からしてユーザーの気持ちもよくわかるだろう
からアンドロイダーに携わってもらおうとか、この子は文章を書くのは苦手
だけど喋れば人の心をつかめるしとても丁寧に仕事をするから引き続き
窓口業務をしてもらおうとか… 絶対にうまくいくとは言い切れないけど、
少なくともリスクは減ると思っています。

さとこ:なるほどいいシステムですね!
ユウさんが隣にいてくださったら心強いなぁと思います。自分の適性については
不安もありますけど、それぞれの適性を見つけて発揮できる環境を用意して
くださってるんですもんね。朝会の資料にあった「今年1年目の新卒6人へ:
思い切ってやりなさいーー!!」というメッセージも印象的でした。
私もがんばります!今日はありがとうございました。