ビジネスモデルをどうするか、から考える自社サービス開発。

 

【本日の社員データ】
丸田くん(入社3年目)新卒入社、20代後半
オンラインビジネスユニット所属
世の中を変える自社サービスを企画開発中!
朝会議個人発表テーマ:「好奇心駆動開発ノススメ」

植松:朝会議のテーマの「好奇心駆動開発」って言葉は丸田くんが
考えたんだって?

丸田:そうなんです。去年の個人発表の後に、なんとなく自分の
目指す姿を考えていて、ハッと思いついた言葉で。思わずfacebook
のページを作った勢いなんですけどね(笑) まだ僕しかいいね!してな
いんで、今後はこれを広めていくべく・・・っていうのは冗談で。

植松:なんだ~、期待しちゃったよ!!笑
丸田くんは、なんていうか単なるエンジニアの枠から超えているよね。

丸田:おぉ、それは嬉しいですね。僕自身、もちろん純粋にモノを作る
ことも面白いと思ってますが、それ以上に、ビジネス的なことをやって
いきたいと考えてるんです。

植松:ほうほう。ここで話せる、今関わっていることってある?

丸田:そうですね、僕は今、デジブックの強みを活かした印刷系の
システム開発にメインで携わっていますが、それと並行して、とある
新しい自社サービスの企画と開発をやってるんです。発案は、旦那
さんの転勤で北京に行っていた野宮さん。そしてメンバーは企画営業の
先輩とクリエイターの先輩とエンジニアの僕。ビジネスモデルをどうするか、
というところから考えて、だんだんと形にしてきました。

植松:はいはい、アレね!

丸田:はい、アレです。世の中にないモノを、ゼロから何でも自分で
考えて自分で作れるところは面白くもあり、辛くもあります。
夜、心配で眠れないこともありますからね。

植松:そうなんだー。例えばどんな心配があって?

丸田:いやぁ、本当にこれでお客さん来てくれるのか!?とか、
世の中の人にはこのサービスはどういう風に見られるのか!?
何がウリのサービスになるのか!?・・・心配しだしたらキリがない
です。なので、反対にポジティブになると、じゃあこうしたらいいんじゃ
ないか、あの部分をもう少しブラッシュアップしよう、そうだモバイル
版のアプリもつくろう、って良いアイデアもどんどん出てくるんですよ。
そうするとそれもまたアドレナリンが出て眠れなくなるという(笑)

植松:結局眠れない(笑) 技術的な方面で悩んだりすることはないの?

丸田:そうですねぇ、こう言っちゃなんですが、プログラムは
書けば動くので心配には及ばないです。自分で新しいことを勉強
していくことも苦ではないですし、大枠の設計の部分や、ノウハウは
上司に教えてもらいながら身に付けることもできます。それよりは、
何がユーザーの為なのか本気で考えるところ、これが一番難しくも
あり、やりがいがありますね。

植松:やっぱりそこなんだね。インタビューでいろいろな話を聞いていると、
みんなそこが一番のキモだって言うもんね。
社長とは夜会でどんな話をしたの? 

丸田:まずは1つ、自分のサービスを作って、世に投げてみようよ、
実際に使われて、評価されてこそ、初めて得られるものがあるんだ
から!と背中を押してもらったんです。前回の朝会議での個人発表
や、普段の態度とかを見て、きっと社長や上司は、僕にちょっと
やらせてみようか、と思ってくれたんじゃないですかね。
企画が二転三転することもあり、なかなかうまく前に進めないことも
ありますが、まずはスタートを目指して、世の中を変えられるような
サービスを作っていきますよ。

植松:うん、私もサービスインを楽しみにしてるよ!今日はありがとね~。

 

自分を「フツー」だと思うなら、この会社はやめた方がいい

 

【本日の社員データ】
牧野さん(入社3年目)中途入社、30代前半。
戦略ビジネス部 エンジニア
歌いながらプログラムするとはかどる「シンガーソングプログラマー」
朝会議個人発表テーマ:「貴方の仕事への意識 大丈夫?」

植松:4月になって、新卒組が入ってきましたね~。
そういえば、牧野さんのチームにインターンで来ていたM君も
今は研修中ですが、はりきってますよ~。

牧野:そうそう。彼はすごくまじめにプログラム作ってたよ。
インターンなのに随分遅くまでやっててね~。もう帰れっていう
んだけど、まだ途中だとかなんとか言いながら続けてたね。(笑)

植松:ホントですよ。私もびっくりしました。
でも、夜って集中できるし、話が盛り上がっちゃったりするんです
よね~。気が付いたら、あっちこっちでワイワイやってることがよ
くありますよ。だから気持ちはわかります!

牧野:僕は夜、歌いながらプログラミングするとはかどるね。
さすがに昼間は歌えないけどね。

植松:え!歌ってるんですか?歌いながらどんな風に作るんですか?

牧野:今、僕の作っているプログラムは、目に見えるところではない
から、あんまり派手さはないんだ。どちらかというと僕は、裏の部分
をコツコツと粘り強く作り上げることが得意かな。歌を歌いながら
ぐ~っと集中しながらやってると本当に時間のたつのが速くてね。
最近の若い子だったらどうだろう、途中で嫌になっちゃうかもしれな
いね。

植松:なるほど~。そんな学生さんに向かって、何かアドバイスとか
ありますか?

牧野:そうだな~。はっきり言ってもいいの?

植松:ど、どうぞ。。。

牧野:自分を「フツー」だと思うなら、この会社はやめた方がいい。

植松:えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ど、ど、どういう事ですか!

牧野:えっと、僕が以前いた会社は一般的な開発会社で、きちっと
ルールがあってきちっと管理されてたんだ。作っているものも受託
が中心だから、納期が一番大事。多分、それが今の日本の多くの開
発会社の姿なんだと思うよ。人間関係もドライだった。
ルクレは自社サービスをたくさんやっていることもあって、そうい
うところが全然違うんだ。個人の裁量がものすごく大きい。だから、
普通の学生が、突然この環境に入ってきたら、どうなるんだろう、
って想像したら、やめといた方がいいかなって(笑)
こういっちゃあなんだけど、一般的な会社で働けなくなっちゃうよ。
ルクレに来るなら、生半可な覚悟じゃだめだね~。

植松:ひえ~、これは手厳しいというか、生々しいというか。

牧野:まあ、「普通のエンジニア」を目指すならやめといたほうがいい
ということだけど、反対にルクレだと何がいいって、「生きていくこと」
については強くなれるよ。
自分で考えて、自分で決断して、強く生きていく。という事が当たり前の
環境だからね。かといって、激しい競争社会かというとそうでもなくて、
会社自体は昭和的なウェットな感じ(笑)。
こうやって毎週全社員にインタビューしたり、新入社員の写真と自筆の
メッセージが入口に張ってあったり、あいさつとか大切にしたり。

植松:あ、ありがとうございます。褒められたんですよね?

牧野:もちろん。だから、この特殊な環境を大切にしていきたいし、
この特殊な環境は合う合わないがあるから、入る前にはちゃんと考えて
ほしいね。

植松:学生さんには、すごく為になる話なんじゃないかと思います。
牧野さん、今日はどうもありがとうございました。