自分を「フツー」だと思うなら、この会社はやめた方がいい

 

【本日の社員データ】
牧野さん(入社3年目)中途入社、30代前半。
戦略ビジネス部 エンジニア
歌いながらプログラムするとはかどる「シンガーソングプログラマー」
朝会議個人発表テーマ:「貴方の仕事への意識 大丈夫?」

植松:4月になって、新卒組が入ってきましたね~。
そういえば、牧野さんのチームにインターンで来ていたM君も
今は研修中ですが、はりきってますよ~。

牧野:そうそう。彼はすごくまじめにプログラム作ってたよ。
インターンなのに随分遅くまでやっててね~。もう帰れっていう
んだけど、まだ途中だとかなんとか言いながら続けてたね。(笑)

植松:ホントですよ。私もびっくりしました。
でも、夜って集中できるし、話が盛り上がっちゃったりするんです
よね~。気が付いたら、あっちこっちでワイワイやってることがよ
くありますよ。だから気持ちはわかります!

牧野:僕は夜、歌いながらプログラミングするとはかどるね。
さすがに昼間は歌えないけどね。

植松:え!歌ってるんですか?歌いながらどんな風に作るんですか?

牧野:今、僕の作っているプログラムは、目に見えるところではない
から、あんまり派手さはないんだ。どちらかというと僕は、裏の部分
をコツコツと粘り強く作り上げることが得意かな。歌を歌いながら
ぐ~っと集中しながらやってると本当に時間のたつのが速くてね。
最近の若い子だったらどうだろう、途中で嫌になっちゃうかもしれな
いね。

植松:なるほど~。そんな学生さんに向かって、何かアドバイスとか
ありますか?

牧野:そうだな~。はっきり言ってもいいの?

植松:ど、どうぞ。。。

牧野:自分を「フツー」だと思うなら、この会社はやめた方がいい。

植松:えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ど、ど、どういう事ですか!

牧野:えっと、僕が以前いた会社は一般的な開発会社で、きちっと
ルールがあってきちっと管理されてたんだ。作っているものも受託
が中心だから、納期が一番大事。多分、それが今の日本の多くの開
発会社の姿なんだと思うよ。人間関係もドライだった。
ルクレは自社サービスをたくさんやっていることもあって、そうい
うところが全然違うんだ。個人の裁量がものすごく大きい。だから、
普通の学生が、突然この環境に入ってきたら、どうなるんだろう、
って想像したら、やめといた方がいいかなって(笑)
こういっちゃあなんだけど、一般的な会社で働けなくなっちゃうよ。
ルクレに来るなら、生半可な覚悟じゃだめだね~。

植松:ひえ~、これは手厳しいというか、生々しいというか。

牧野:まあ、「普通のエンジニア」を目指すならやめといたほうがいい
ということだけど、反対にルクレだと何がいいって、「生きていくこと」
については強くなれるよ。
自分で考えて、自分で決断して、強く生きていく。という事が当たり前の
環境だからね。かといって、激しい競争社会かというとそうでもなくて、
会社自体は昭和的なウェットな感じ(笑)。
こうやって毎週全社員にインタビューしたり、新入社員の写真と自筆の
メッセージが入口に張ってあったり、あいさつとか大切にしたり。

植松:あ、ありがとうございます。褒められたんですよね?

牧野:もちろん。だから、この特殊な環境を大切にしていきたいし、
この特殊な環境は合う合わないがあるから、入る前にはちゃんと考えて
ほしいね。

植松:学生さんには、すごく為になる話なんじゃないかと思います。
牧野さん、今日はどうもありがとうございました。

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