自分にとっても、転換期。

 

【本日の社員データ】
尾木さん(入社12年目)中途入社、30代後半
コアプロダクト部 インスペクションリーダー
アロバビューが「種」の状態から関わってきた内のひとり!
朝会議個人発表テーマ:「テスト仕様書作成のすすめ」

植松:ここ最近はインターンのさとこちゃんが全社員インタビューを
やっているんですが、
今回は久しぶりに植松の登場です!

尾木:えー、さとこちゃんのインタビュー楽しみにしてたんだけどなぁ~

植松:ちょ、ちょっと!私でも喜んでくださいよ(笑)  さとこちゃんは今日、
別のお手伝いで
駆り出されていてですね。まぁ、それは一旦置いて
おいて、本題に入りますが、コアプロダクト部は体制がガラリと変わり
ましたよね?

尾木:そう。これまではなんとなくアロバビューに関して、開発、営業、
検証サポートっていう感じに分かれてたんだけど、チームを作って、
それぞれの役目を分かりやすくしたり、チーム間の連携がスムーズ
に取れるようにしたんだ。これまで積み重ねてきたものなんかは
全て取り払って、ビジネスモデルについてもイチから、根本的に考え
直しているところでね。

植松:なんと、イチから!・・・それはかなり大変ですね。

尾木:部にとってはもちろんだけど、俺にとっても転換期というか、
”生まれ変わっているところ”なんだよね。ここが正念場だとは思っ
てる。自分自身も変わっていかないといけないんだって。
もっと自分がリーダーシップを発揮しないといけないし、今まであ
まりやってこなかった、新しい仕組みを考えることもやっているんだ。
どうやったら良いモノを広めることができるか、ビジネスモデルとして
成立させることができるか、とかね。

植松:“変わる”って、簡単にできそうで、すっっ・・・ごく難しいことな
んですよね。私も、変わらなきゃ、と思うことはたびたびあって、もが
いたりもするんですけど、私の場合はその時は分からなくて、振り
返ったときに「あ、変わったな」って思う事が多いです。

尾木さんは今、転換期にあるということでしたが、仕事において気を
付けていることとか大事にしていることはありますか?

尾木:検証やサポートの仕事は、自分たちで何か作り出すわけでも
ないし、売りにいくわけでもない、言ってしまえば地味な役回りだとは
思うんだ。だからといって、ただ目の前のことだけやっていても仕方が
ないんだよ。効率を良くするように工夫したり、チーム全体が気持ち
よく仕事ができるような環境を整えたり、できることはいろいろある。
どんなに小さいことでもいいから改善をすることが大事なんだよね。
あと、これは若い人に特に期待することなんだけど―――

植松:お、どんなことでしょう?このブログは学生さんも見てくれてい
るので、尾木さんの期待していること、ぜひ教えてください!

尾木:ありきたりだけど、チャレンジすること、失敗することを恐れないで、
ということかな。実際のところ、俺は派手な失敗はもうできないけど、
若いうちは失敗して学ぶことが多いし、そもそも失敗はやってみない
ことには起こらないからね。まずは自分で考えてやってみてほしいん
だけど、そのためには仕事を自分のこととして捉える必要があるんだよ。
最初は勇気がいるかもしれないけど、そうしていくことで絶対、仕事が
面白くなっていくし、身に付くスピードも全然違うからね。

植松:そうなんですよね。たったそれだけのことなんですけど、自分から
向かっていけるかどうかって結構大きいんですよね。

尾木さんがそう言ってくれる環境で、みんなには成長していってほしい
ですね!
今日はありがとうございました~。

まだ迷うことはあるけど、これはもう心を決めるしかない

 

 

【本日の社員データ】
石野さん(入社4年目)新卒入社、20代後半
アンドロイダーユニット 企画営業
趣味は絵を描く、写真を撮るなどの創作活動。人へのプレゼントを考えるのも好き。
朝会議個人発表テーマ:「苦しい道を歩むための訓練方法」

植松:今回は4年目の石野ちゃんに話を聞きます。・・・で、朝会では今、
「苦しい状態」って言っていたけども。。

石野:あは、中にはビックリされた方もいたようですが、私としては、
正直な表現をさせてくれたことはありがたかったですね。私、ウソは
つきたくないので(笑)
自分の今の立場だから言えるというか、言わなきゃいけないなと
思ったんです。

植松:ほうほう。具体的に、苦しいってどういうこと?

石野:そうですね、私は学生時代、メディアアートという美術・表現寄り
のことをやっていたということもあって、「自分とはこういうものだ!」
という自我があったり、「自分らしさとは」について考えたり、表現して
「自分を残す」ことに夢中になったり、とにかく「自分中心」に生きてき
たところがあったんです。たぶん、学生の間ってみんなそうだと思う
んですよね、自分のことをひたすら考えて生きてきてるわけですから。
それがある日一変して、今はユーザーのことを考えて、ユーザーを
気持ちよくするサービスを作る仕事をしている。このふたつの間には
大きな差があったんです。

植松:大きな差っていうのは、誰かのためにできるかどうかってことだよね。

石野:はい。もちろん、入社するタイミングで、社長の話を聞いたり、
プロジェクトの話を聞いたりしてなんとなく、これから私がやろうとしている
ことって、そういうことだろうな、という想像はしていたんです。授業で企業
とコラボして人の目に触れるポスターを作った経験もありましたし、他の人
にこう思ってもらいたいと考えて絵を描くこともよくあったので。だけど、本
当のプロになるために必要な、誰かのことを本気で考えるっていうのは出
来るようでなかなか出来ない、しかも分かってはいるのに、手が届きそうな
のに・・・っていうもどかしさがあって。苦しくて、正直ここから逃げ出すこと
も考えたことがありました。

植松:え゛っそうなの!

石野:そうなんですよ、今だから言えますけどね(笑) 周りの友達みたい
にオンとオフを切り替えてみようとか、“自分の時間”で何かやってみよう
とか、マネしてみるんですけどね、それもうまくいかなくて。

植松:アレ、何やってるんだろう私・・・、って考えちゃったり?

石野:そう、結局流されちゃってるじゃん!とか思って。
何でそういう道を自ら選んで進んでるかって言ったら、誰かのことを本気
で考えているサービスを作ることがしたいから、なんですよ。私もまだ
迷うことはあるけど、これはもう心を決めるしかないんだって、見えてきたんです。

植松:なるほどね~。石野ちゃんがそうやってもがきながらも続けてい
るのには、理由があるんだよね。

石野:そうですね、学生のころから少しそういうところがあったんです
けど、私がやったことによって人が動かされているのを見て、ニヤッと
してしまう、これはやめられないですね。あ、こうしたらあのユーザー
とあのユーザーが反応してくるだろうなとか、やってみると本当にそう
なったり、サービスがユーザーの生活の一部になっていたり。
ユーザーの顔を実際に思い浮かべながら、じゃあ次どうする!?って
作るサービス、これは面白いですよ。

植松:なんとなく、石野ちゃんは乗り越えてきてる気がしたよ!
今日はありがとね~