自分と違う考えの人と仕事をするのは大変だけどやりがいがある

 

【本日の社員データ】
桑野さん(入社5年目)中途入社、40代前半。
技術SE部
エンジニアとして15年のキャリアを持ち、ルクレではSEとして活躍中!
朝会議個人発表テーマ:技術SE部の紹介と現地対応の報告

植松:本日は桑野さんにインタビューです。

桑野:俺、開発でインターンに来てる学生くんに、「桑野さん次インタビュー
っすね」って言われちゃったんだよ(笑)みんなこのブログ見てるんだね。

植松:はは、順番まで把握されているとは!そうです、ルクレに入社したい!
と思ってくれている方がご覧になってくれているんですよ。もしかしたら
桑野さんに憧れて、、ということもあるかも、です。

桑野:お、そうか、じゃあちゃんとしないとだね(笑)

植松:「じゃあ」って!じゃあインタビュー始めますけど(笑)
桑野さんはルクレに入る前はどんなお仕事をしていたんですか?

桑野:ずっと開発の仕事をしていたんだよ。ネイティブのWindowsアプリ
の開発をね。
キャリアを重ねていく中で、プロジェクトマネージメント、いわゆるPMを
任されることがあってね。それが面白かったんだよ。

植松:どんなところが面白いと思ったんですか?

桑野:他の人が「作る」ということを俺が考えて、それで作ってもらうって
いう過程が、一番魅力だったね。 自分一人の力ではできないことを、
俺が調整役になることによって実現できるんだ。
自分もエンジニアとして開発しながらPMをやっていたから、提案すること
から始まって、開発、検証、納品までひと通り見ることができたのも面白
かったんだ。
面白かったんだけど、最初はなかなかうまくできなくってね、、

植松:どんなところがうまくいかなかったんでしょうか?

桑野:うん、良く言えば、素直というか、正直というか。もともと作る側
の人間だったから、というのもあるかもしれないけれど、俺はみんなで良い
モノを作りたい、納得して完成させたものを提供したいという想いが
強かった。だからお客さんと話をする中で、出来ないものは出来ないし、
やりたくないものはやりたくない、とハッキリ線引きするようなところがあって。
・・・でも、やっぱりPMをきちんとやりたい、と思っていたんだ。

植松:うまくいかなくてもやりたいと思ったのは何故なんでしょう?

桑野:う~ん、自分と違う考えの人と仕事をするって、結構大変で、初めは
お互い距離があるんだよね。ArobaViewの技術SEを担当していても、
苦労したところかな。だけど、製品の良さを相手にきちんと伝えたり、
話し合いを重ねることによって、だんだんと信頼関係が出来てきて、、
やっぱりそこがやりがいなんだよね。

植松:SEさんの仕事って、案件をまとめていくお仕事ですもんね。そういう
やりがいがあったとは。
今後、桑野さんが目指したいと考えているのはどんなことですか?

桑野:そうだね。ArobaViewは24時間365日止まらない、という安定性が
売りの製品。もっともっと実績を積んで、やっぱりアロバじゃないと、
と言われるようになることは目指すところかな。
競合製品と比べても、アロバは安定しているし、技術的に見てもこれほど
高負荷のサービスを提供しているのに止まらないというのはやっぱりすごい。
この魅力を活かさない手はないよね。

植松:たしかに、社内で使っているアロバも、もう総務的には無くてはならない
存在ですもん。今後も安定のアロバ、期待してます!
今日はありがとうございました~。

「自由」というのは正直怖い

 

【本日の社員データ】
栗城さん(入社1年目)中途入社、40代後半。
開発技術部 ゼネラルマネージャー
キャリアのスタートはCADシステムの開発。エンジニア歴24年の大ベテラン!
朝会議個人発表テーマ:情報共有、スケジューリング、組織とは

植松:本日は開発技術部の栗城さんにお話を伺います。よろしくお願いします!

栗城:こうやってインタビューしてるんだねーなるほどねぇ。

植松:はい、そうなんです。栗城さん、初めての社長との夜会(よるかい)はどうでしたか?

栗城:そうだね、普段あまり飲まないし、営業ではないから接待もないからね、
会場選びはすごく考えたんだよ。

植松:夜会は朝会議の個人発表者がホストとして、社長と1対1のお食事を
コーディネートするんですよね。どんなお店を選んだんですか?

栗城:社名の由来にかけたんだ。ルクレって、肥沃な三日月地帯(Fertile Crescent)
の略でしょ。だから、そのあたりの、地中海の料理が食べられるお店
にしようと思って。そういうエピソードがあると、話も弾むし、根拠もあるし、
解はこれしかない!ってね(笑)
1年半に1回、社長と1対1でじっくり話せるチャンスだから、どうやったら
喜んでもらえるか、考えること自体が大切なプロセスなんだろうなと感じたよ。 

植松:朝会、夜会をきっかけに、「よしまたがんばろう!」って思えますもんね。
こういう制度もそうかもしれないですが、これまでいらっしゃった会社さんと、
ルクレとでは、どんなところが違いますか?

栗城:「会社」という形が全然違うかな。それまでいた会社は、上場企業で、
何をするにも書類が必要で、決まった段階を踏まないと進めなかったり、
自分の出来る範囲がきっちり区切られていたり、ということが当たり前だった。
だけど、ルクレは基本が「自由」なんだよね。この「自由」というのが、
正直怖いとすら思っていることでもあるんだ。

植松:え、そうなんですか?ずっとこの会社にいる身としてはそのあたり、
良くわからないのですがどういうことでしょう?

栗城:うん、例えば、枠があったとしたら、ここまでやったらOK、その線に
対して今はこのあたりにいる、という自分の位置が直感的にわかるもの
なんだ。だけど、ルクレでは、そういう決まった枠がない。意識していない
とすぐ自分の位置が分からなくなりそうな、そんな危機意識が常にあるね。

植松:栗城さんの意識している「自分の位置」って具体的には何ですか?

栗城:社長はとても理想が高い人で、ビジネスや会社の在り方についての
考えが本当にユニーク。そういうところに惹かれて入社したみんなが
働いている会社なんだよね。ルールを作らないことがルール、とか、
裁量は個々に任せること、下からの意見で物事が決まったり、、そういう
社風を続けていくための組織を僕なりにどう作っていくか、それが
今の自分の役割、自分のいる位置だと思っているよ。

植松:なるほど。ところで、今年は新卒採用の面接官もお願いしましたが、
栗城さんがいいな、と思うエンジニア像を挙げるとすると、どんなことがありますか?

栗城:プログラムはね、嘘をつかないんだよ。自分で書いたらその通りに
動くし、間違っていたらエラーが出る。その結果を真摯に受け止めて、
粛々と対応していく「素直さ」がプロのエンジニアには求められるかな。
もちろん、モノ作りに対しての情熱も必要だけれど、それだけだと趣味止まり
になってしまう。情熱があることに加えて、正直に、飾らない自分のまま、
プログラムと向き合えるかどうかが学生には大切だと考えているよ。

植松:プログラムは嘘をつかない、名言ですね!栗城さん今日はありがとう
ございました!