浪芳庵「みたらしとろとろ」

『みたらしとろとろ』

今日のおやつの名前です。

パッと見て何のことだかわかりましたか?
私は何度見ても何かの呪文のようにしか見えません。

みたらしとろとろみとろとろあわせてとろとろむとろとろ

すみません、脱線しました(汗)。。。

気を取り直して、今日のおやつは、大阪は難波からなんと148年の歴史を持つという浪芳庵さんからお届けです。
トリワークスでは各地からお取り寄せを続けていますが、和菓子屋さんは、本当に歴史のあるお店が多くてびっくりしますね。

外箱もカワイイ。
こんな素敵なハコに入ってきました。

『みたらしとろとろ』は、みたらしのたれを団子の中に入れるという、逆転の発想というか、なんとも面白いお団子です。お団子であるには間違いないですが、これをみたらし団子と言っていいのかがよくわからないので、説明する時にちょっと戸惑いました(笑)。

素材にもこだわりがあって、特製のたれには、利尻産の昆布だしに、たまり醤油をゆっくりと煮詰めて使い、そして、北海道産のもち米を細かく砕いた餅粉をつかってできているそう。

見た目にも美味しそうですね。
みたらし団子

このお団子、中にみたらしが入っていることもあり、串には刺さっていないんです。今日はひとり3つで配ったのですが、みたらし団子の発祥といわれるお店では、5個の団子を串に刺しているようです。

その刺し方もちょっと変わっていて、1番上の団子が少し大きく、連続している他の4個の団子と距離が置かれて刺さっているとのこと。お団子を人に見立てて(大きいひとつが頭)いるのだそうです。

よくコンビニなどで見かけるお団子はだいたい4個くらいですかね。
この個数はきっと製造する機械やコストと売上の関係等などに関係してくるんでしょう。
前述のような話を聞くと、ちょっと面白みがないなぁ、と思っちゃいますね。

カップに3つ。
3つですけど我慢してくださいネ。

お団子を配っている時に、ある人が「お地蔵さまにお供え物をしているみたい」と、つぶやいていました。

た、確かに。。。