ザ・ロングインタビュー

本日のおやつは、三ツ矢サイダー3種

三ツ矢サイダー3種でござい!

その爽快感で皆に愛される、日本を代表する炭酸飲料だ。3月28日は「み・つ・や」ということで、三ツ矢サイダーの日でもある。今日はそんな三ツ矢サイダーをおやつとして取り上げたい。

インタビューに答えるY氏

「この形状がポイントなんですよ」

そう語るのはルクレ一番のサイダー通、サイダー博士ことY氏だ。

Q:苦労された点は?

そうですね。毎日が試行錯誤、失敗との戦いでした。三ツ矢サイダーは、炭酸飲料。当然炭酸ガスを含みます。つまり、炭酸ガスの圧力に耐える必要があるんです。

圧力に耐える形状をもとめて、それはもう大変な思いをしました。一番大変だったのは圧力試験です。キャップに穴を開けて、ストローを差し込み、水道水が炭酸水になるまで息、つまり二酸化炭素をですね、フーッと吹き込むんです。

だいたい3日位したころでしょうか。炭酸水と同等の圧力をもちはじめ、圧力試験ができるわけです。

Q:・・・炭酸ガスを作るわけですね?

そうです。そうやって苦労して作った炭酸ガスを新しい形状の容器に移して、実験して、破裂して、の繰り返しでした。だいたい2年ほど費やしたでしょうか。

Q:結果、この形にたどりついた、と。

そうですね、結果としてはそうです。
でも、実際のところはもっと劇的な発見でした。

Q:といいますと?

ある時ふと気づいたんです。炭酸ガスを作る過程で使用している容器に。
この容器で炭酸ガスが作れているんだから、このままで良いのではないか、と。

Q:!

そこからはあっという間でした。底から見たときに花びらに見えるようにデザインをこだわったりしたくらいで、実際は出来上がっていたわけですから。

話を聞いています。

「へぇ、そうなんですか」
適当に相槌をうつE嬢

自ら開発したわけでもないのに、自分のことかのように誤った話を披露するY氏。彼には次の言葉を贈って本原稿の結びとしたい。

「そろそろ仕事しようか」

ハイ。私もそろそろ仕事しようかと思います。