この記事は、旧おやつ日記から転載したものです。
13回目になりますご当地シリーズですが、今回は秋田県から、JA大潟村さんのパンプキンパイをご用意しました。
「秋田といえばカボチャ!」とは残念ながら聞いたことはないですが、そろそろハロウィンも近いということでそこはご愛嬌です(農林水産省の調査結果をみたところ、カボチャの収穫量は46%が北海道、続いて鹿児島(6%)、茨城(5%)だそうで、やっぱり秋田といえばカボチャ!、というイメージではないですね)。
とにもかくにも、青森、福島、山口、新潟、千葉、岡山、高知県、岐阜、大阪、兵庫、山梨、静岡、と続いてきた「おやつ全国行脚の旅」はまだまだ続くのです(笑)。
さてさて、今回のおやつの話に戻りますが、こちらのおやつは農林水産省総合食料局が毎年開催している「優良ふるさと食品中央コンクール」で平成7年に農林水産省食品流通局長賞を受賞したとの経歴の持ち主です。
とはいっても、そのコンクールがどんなものかわからないですよね?ということで、調べてみました。
このコンクールは、地域で生産される農林水産物の加工利用やふるさと食品の品質の向上等に積極的に取り組んでいる優良事例を表彰するために、農林水産省が開催しているもので、毎年、農林水産大臣賞、総合食料局長賞、食品産業センター会長賞が授与されているようです。
この総合食料局長賞に該当するのが、当時食品流通局長賞になるのでしょうか。いずれにしろ、受賞作品であることに変わりはありませんので、期待は膨らみますね(気まぐれで同年に他の賞を受賞した商品を探してみたのですが、食品産業センター会長賞を受賞したのが、有限会社ヨコオ牧場さんの「ヨコオさんちのアイスクリーム」、というところまでしか突き止められませんでした。もう一つの農林水産大臣賞の受賞した商品をご存知の方、いらっしゃいましたらご連絡下さい!)。
さすが農林水産省食品流通局長賞!おいしかったですよー。パイはサクサク感がやっぱり重要だと思うのですが、もうばっちりでした。バターの風味がバター好きにはたまりません。個人的には包装のデザインもすごい素敵だと思います。カワイイ。
ところで、大潟村は日本最大の干拓地だそうで、村の全域がかつて日本の湖で二番目の面積を誇った八郎潟の干拓による土地とのこと。合併・分割などで新設されたのではなく、純粋に新しく造られた自治体としては日本最後だそうです。干拓で村ができるって何だかすごいですよね。
商品名 | JA大潟村「パンプキンパイ」 |
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購入店 | JA大潟村(楽天市場) |
URL | http://www.rakuten.co.jp/akitashop/ |