ビジネスの絵を描くところから仕掛けていく

【本日の社員データ】
比嘉さん(入社13年目)新卒入社、30代前半。
オンラインビジネス部 企画営業チーム マネージャー
ルクレの川崎時代を知る一人。今では4歳の女の子のお父さんでもあります!
朝会議個人発表テーマ:「synergy」効果

植松:本日は新卒での社歴の長さイチバン!比嘉さんにお話を聞きます。
入社、何年目になるんでしたっけ・・・?

比嘉:えっとねー、13年目。長いよね~(笑)。僕はね、最初はアルバイトで
入社したんだ。今でも覚えてるよ、学生の時にアルバイト先を探していて、就活
をする前にオフィスで働いてみようかなーと思って、「IT」 「ベンチャー」 「国際」
「川崎」で検索したら、たまたまトリワークス(ルクレの旧社名)がひっかかった
んだよね。

植松:そういうきっかけだったんですね!アルバイトの時はどんな仕事をしてたんですか?

比嘉:蔵衛門のQ&Aの英訳をやらせてもらってたね。僕こう見えても帰国子女
だからさ、英語は得意なわけ。蔵衛門って、今の「みんなのデジブック広場」の
前身にあたるパッケージソフトなんだけど、これが楽しくてねー。自分でもデジカメ
は持ってたけど、撮った写真ってそのままカメラに入れっぱなしだった。でも、
その画像をパソコンに取り込むだけで簡単にアルバムができちゃう、なんて
画期的なんだ!って思ったよ。

植松:本当、便利なんですよね。画像の編集も簡単にできるし、友達にも
見せることができるし。でも、もともとは就職するつもりでアルバイトをして
いたわけじゃないんですよね?何が決め手だったんでしょうか?

比嘉:そうだね、これからルクレで働く自分が想像できたってことかな。
10人くらいの小さい会社だったけど、大手企業と対等にビジネスしてたり、
社長や先輩たちの大きな夢を聞いてたら、この会社は大きくなるぞ、
って思って。僕も何か大きいことができそうという期待が持てたんだ。
当時、広告代理店と商社の営業で内定はもらっていたんだけど、
何かもう既に“出来上がってる”感じがしてね。そこで自分が成長できるような
気がしなかったんだ、なぜか。

植松:仕組みが既にある感じ、だったんでしょうかね?

比嘉:うん、そうなんだと思う。今までもそうだったし、今もそうなんだけど、
「自由」なんだよね。例えば、一般的には、ノルマっていうのがあるじゃない。
今月の目標は●●円売り上げる、とか、新規の注文を●件取ってくる、とか。
ウチはそういうのは一切ない。

植松:みなさんにビックリされますけど、本当にないんですよね。

比嘉:そう。だけど、自分たちが一生懸命手をかけた製品って、もっとみんなに
知ってもらいたいし、もっと反応が見たいって自然に思えるんだよね。それで
僕は営業の立場として、どうやったらより多くの人に手に取ってもらえるか、
必死に考えて、雑誌とコラボしてみたり、ソフトウェアのカスタマイズを提案して
みたりするんだ。これが誰かから”これ売ってきて”って言われたモノだったら、
”あ~これ売らないとなー・・”って思うんだろうけどね。

植松:自分で考えて、それが結果につながるとまた嬉しいですしね。
逆に辛いとか大変なことってありますか?

比嘉: そうだねー、辛いって思うことはないけど難しいというか、悩ましいと
思う事はあるね。
これまでは自分がメンバーとして頑張ってきたところがあるけど、今はみんな
を引っ張っていく側。普通だったら、既にあるビジネスをいかに効率
よく管理していくかというところが目的になるけど、僕らの場合はそのモデル
をゼロから考えるところから始まる。”ビジネスの絵を描く”ってウチのチーム
では言ってるんだけどね。
僕自身、そういう「自由」なところに惹かれてきたんだけど、実際にやって
みると本当に難しい。自分の至らなさを感じた時が一番悩ましいね~。

植松:なるほどー、立場が変わってきたわけですね。

比嘉:そうだね。まぁ、”向き合いたくない”と思ったら辛いけど、僕はそうじゃない。
まだ何が足りないのか探している途中ではあるけど、 こればっかりは諦めずに
努力していくしかないなって思ってるんだ。僕はそんなにスマートじゃないからね(笑)

植松:比嘉さんの、そういうカラっとしたところに、周りの方の信頼があるような気がしました。
今日はありがとうございましたー! 

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