目的意識を持った、自分との見つめ合い

【本日の社員データ】
大野さん(入社6年目)中途入社、30代前半
オンラインビジネス部
前職は編集。今はデジブックで「頼れる縁の下の力持ち」を目指しています
朝会議個人発表テーマ:「ポジションのつかみ方」

さとこ:今日は入社6年目の大野さんにお話をうかがいます。
朝会議のテーマは「ポジションのつかみ方」だったそうですが…? 

大野:アンドロイダーからデジブックの方に異動になって、
それをキッカケにいろいろ考えたんだよね。
「ポジションのつかみ方」の結論は「もがき苦しんで己の弱さを知る」こと
なんだけど、人生初の、自分との見つめ合いになったよ。
特に俺は自分の短所や汚いところを見ないようにする節があるから、
自分の短所はなにかって考えたねー

さとこ:
「新しいモノ」や「変化」をつくれないのが短所だと言っていたそうですが… 

大野:「新しいモノをつくれない」って言うと語弊があるけどね…
枠のあるものの中身をつくることはできるけど、枠自体からしてつくることは
経験してこなかった。僕がしてきたのは決まったコンセプトやフォーマット
の中でパズルを組み立てるようなことなんだよね。
ファッション誌とかでも、2~3年分をまとめてみると同じことの
繰り返しだったりするじゃない?UVケアとか、なんとかコーデ特集とか、
そういう枠はなかなか変わらないんだよね。

オンラインビジネス部には枠からつくれる人も多いんだけど、
適材適所っていうか向き不向きはあると思うんだよね。
たとえばスキーとかで、ちょっと滑れるようになったらいきなり
上級者コースに行くのが枠から変えていける人かなぁ(笑)
でも俺は初級者コースからこつこつ滑るタイプなんだよね。

さとこ:私も初心者コースから滑ると思います。
枠からつくれる人なんてそうそういない気がしますし、
まして自分にできるとはあんまり思えません… 

大野:まぁまずはいろんな経験をしてみたらいいと思うよ。
たくさん失敗して、たくさんチャレンジして…
それで、自分から率先して「私はこういうポジションにつきたい」って
言えるようになるといいよね。そのためにはどういう資質がいるのか?
その資質と自分とのギャップはなにか?って考えるのが大事だと思う。

さとこ:
それが「ポジションのつかみ方」で、そのためにご自身と見つめ合ったわけですね! 

大野:そうだね。
この年齢になると、なにで生きていくか、なにで食っていくか
決めなきゃいけないんだよ。ルクレには中途で入ったし、会社は
勉強させるために給料払ってるんじゃないからね。
稼がなきゃいけないし、勉強は仕事とは別のところでやるもんだと思ってる。
若い人には投資の意味で勉強させることもあるけど、俺はもうペイしなきゃ。

で、自分の長所を考えたら、
「生産性が高い」っていうことに行きついたんだよね。
たとえばデジブックのメルマガって、ユーザーと直接つながるものだから
大事にしてるし、粗相があったら見てもらえなくなるから結構いろいろ
気を遣うものなんだよ。それで昔はやたら時間がかかったりしてたんだよね。
でも、俺はビビりだからこそチェックは入念にするし、
ミスなくそういう作業ができていて、効率よく仕事していると思う。

さとこ:
自分はこれができる!って自信を持って言えるのってすごいですね。 

大野:自分の経験を振り返ってみれば、
絶対になにか見えるはずだよ。短所の逆が長所であることも多いし、
自分はどういうことをしてきたの?って考えれば絶対なにかある。
なにかあるから今の立場に立てているんだと思うしね。
ルクレはいろんな経験をつめる場所だから、どんどんつんだ方がいいよ。
普段できないことをするから挫折もするだろうけど、挫折も大事にね。
それが新卒さんとか若い人に伝えたいことかな。

さとこ:
なんだかとっても勉強になります!
目的意識を持って自分と見つめあうこと、私もしてみようと思います。
今日はありがとうございました。

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