「謝罪」と「決意表明」をしました!

 

【本日の社員データ】
田山くん(入社5年目)新卒入社、20代後半。
オンラインビジネスユニット エンジニア
趣味はプログラミング。50万DL以上の大人気Androidアプリの開発者でもあります。
朝会議個人発表テーマ:この1年の苦しみと恐怖

植松:今日は田山くんにインタビューです。朝会議の個人発表では、
ここ最近の苦悩を告白してたよねぇ。今の立場が辛い、プロジェクトしんどい的な。
ちょっと心配になったんだけど、、、。

田山:あ、ですよね(笑)

植松:あ、、あれ!?なんかすごいスッキリした感じになってるね。
発表が終わって気が晴れた、とか?

田山:いえ、社長と夜会で話をしたことで考えが変わったんです。
・・・なんていうか、改心した、というか。

植松:ええー!どんな話をして、そう思うようになったの?

田山:社長から、周りが見えなくなってるよ、って言われたんです。
エンジニアチームのリーダーという立場の田山くんが、自分の苦悩を
告白するっていうのは、視点が違うよねって。それで振り返ってみたんです。
僕は、ここ最近はアンドロイダーのリニューアルの開発を任されています。
これが凄い大変で。スケジュールに余裕ないし、開発のリソースは限られて
いるし、そもそも「どんなモノにするか」という仕様が二転三転して、、
というような感じで。

植松:うんうん。これまでのサイトとは違う、新しいサービスをゼロから
考え出したんだもんね。

田山:そうなんです。混沌としている中、営業や編集チームから
無茶なことを言われてすっごくイライラしました。僕も企画から携わって
いるので、彼らにこちらからお願いしていることもあったのに、
相手に対して高圧的な態度を取ったり、仕事を受けるときに、
嫌な顔をして受けたり。。でも結局なんだかんだ言っても最終的には
やるんですよ。そういう悪循環になっていって、周りからは信用され
なくなっていたんですよね。
しかもそれに気が付いてなかった。僕は、僕の開発チームだけは
うまくやってやろう!と意気込んでいたんです。自分の範囲をそこに限定
してしまって、プロジェクト全体が見えていなくて。
部長にも言われたんです。『敵はいないんだから』って。

植松:なるほどねぇ。でも、田山くんて、チームのみんなから癒し系の存在
って言われていたと思うんだけど。

田山:そうなんです。ちょっと前までは、関わったサポートの人、
制作チームの人からエンジニアの中で一番話しかけやすいよ、
なんて言われていたんです。それが今、一番悪い空気を
出してたんだな、と。それを社長に気が付かされて。
だから今朝のMTGで、チームのみんなに思い切って・・・

植松:・・・思い切って?

田山:「謝罪」と「決意表明」をしました。チームのみんなは、良いモノを作ろう!
という目標をもって働いていたのに、自分は自分がうまくできること
だけを考えて働いていたこと。これからは同じ所を目指して一緒に
働いていきたいです、って。
正直、昨日の今日というタイミングだったので、しんどいと言い放った手前、
恥ずかしいし、カッコ悪いし、プライドもあるし、、。
みんな突然のことですごくビックリしていたけど、でも言ってよかったです。
思い切ったら、なぜか今まであまりやりたくないと思っていた仕事も
気持ちよく引き受けられたし、何よりみんなも安心したみたいでした。
自分でなくしてしまった信用を取り戻すためには、時間がかかると
思うんですけど、今の気持ちのまま続けていたら、
その日は遠くないなって確信してます。

植松:そうだったんだね・・・!今日は田山くんにどんな話を聞こうか、
辛い話になっちゃうかなと思っていたんだけど、良い方に向かえそうで
本当によかった。

田山:ありがとうございます。ほんと、楽しく仕事するって大事なんだって
今回は身に沁みました。まだまだ進行中のモノがあって忙しいんですけど、
もう本気でやるだけだ!って思ってます。うまくいかなくて、時間がかかって
しまうことがあっても、「ごめん待たせちゃったけどこんないいモノできたよ!」
ってみんなに言えるような、魂を込めたモノ作りがしていきたいです。

植松:田山くんにとって昨日と今日は大きな転機になったんだね。
こんなタイミングに話が聞けて、人事ブログ始めてよかったよ。
今日の気持ちを忘れずに、これからもよろしくね!

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