提供する側の面白さを、更に濃く、もっと熱くしていくために

 

【本日の社員データ】
安藤さん(入社12年目)中途入社、40代前半
オンラインビジネス部 部長
美大卒業後、雑誌編集職を経てルクレへ。
朝会議個人発表テーマ:「個人発表のつくり方」

植松:本日は部長の安藤さんにお話を伺います。朝会議は、
「個人発表のつくり方」というお題でしたね。特に新人さんは目から
ウロコだったんじゃないですかね。

安藤:あれは要求していることは高いレベルの話だけどね。個人
発表は、全社員の火曜日の朝、貴重な1時間を使うわけだけど、
だったら、もっとレベルの高いことをやっていこうよっていう俺からの
提案。これまでやってきた事を振り返って、その中から何か見つけて、
ノウハウに昇華させて共有する。自分で言葉にするのは大変だけど、
だからこそ、それが自分の術になるんだ。

植松:さすが、誰よりもたくさん個人発表の指南をしてきたプロですね!

安藤:そういう背景があるから言えることなんだ。これね、昔は全然
思わなかったことなんだけど、人が持ってる、それぞれのいいところを
伸ばしてやることに力を入れるのもいいもんだな、と。

植松:ええー、全然思わなかったって・・・!そうなんですか?

安藤:もう昔は人のやってることが気に食わなくてね(笑)全部自分で
やりたかったし、実際やってたしね。ひっくり返して自分でやっちゃう、
とか。だけど、こうやって仲間が増えてきて、若いやつなんかも毎年
入ってくるうちに、自分がこれまで貯めてきたノウハウをうまいこと伝えて、
それでいいモノを作れるんならそれもアリなんじゃないかって考える
ようになってるんだ。それに、お互いがプロ同士だと何より面白いんだよ。

植松:面白いというのは・・・?

安藤:良いモノができるなっていう感覚とか、作っていく過程でのワクワク感
とか、自分の想像を超えたモノが出来上がってユーザーに『凄いでしょ、ホラっ』
て差し出す瞬間とかね。
我々はサービスの提供側に立ってるんだから、自分達の都合とかは
関係なく、プロ意識を持って作り続けていかないといけないんだ。
“送り手でいること”っていうのは去年のインタビューでも話したことだけどね。
個々が何のプロなのか、言い換えれば何屋なのかを確立していく必要
があるんだ。

植松:なるほど~、クリエイター集団という感じですね。そういう仲間を
まとめていく時に、安藤さんが気にかけていることってあるんですか?

安藤:そうだなぁ、あえてまとめようとしない、ってことかな。例え人数が
増えても、さっき言った面白さが薄まらないようにしたいんだ。更に濃く、
もっと熱くしていきたい。じゃあどうするか。俺は、これはもう物心ついた
時からと言ってもいいかもしれないけど、これまでやってきたことって、
誰かの肩をトントン、と叩いて振り返った顔を指でつつく、アレなんだよ。

植松:「うわっやられた~」ってやつですか・・・?

安藤:そう。アレ。我々が日々作りだしているるモノは、“世の中の人を幸せ
にするサービス”なんてキレイな言葉とは違うんだよね。相手が1人
だろうと100万人だろうと、こっちから仕掛けて「うわっやられた~」
っていう反応がある。それが楽しい。それを誰よりも歯を出して笑ってる。
どうよ!?楽しそうでしょ!って周りに対して先頭を切ってるってのが
答えなんだと思って、ずーっと続けてるかな。

植松:なんというか、安藤さんの内から出る言葉ですね。今日は語って
いただきありがとうございました!

 

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