あなたに未だない目標のはなし

【本日の社員データ】
原田さん(入社5年目)新卒入社、20代後半
モバイルパートナービジネス部 法人営業
キレのあるダンスに定評あり。ルクレの誇る宴会部長!
朝会議個人発表テーマ:モチベーションを上げるために

さとこ:今日はモバイルパートナービジネス部の原田さんにお話をうかがいます!
原田さんと言えばダンスですよね。社内のイベントでキレッキレのダンスをして
いらして、お名前より顔より先に雰囲気というか、「なんだかすごく踊れる人だ!」
っていうのを覚えました(笑)
噂では他社の方からもダンス見たさに指名があるとか… 

原田:いやぁなんか、キャラがそっちに行っちゃって。
宴会部長みたいなね。僕は営業なんですけど、相手の会社さんと飲み会を
して「原田さんのすばらしいダンスが見られて…」みたいなメールをいただい
たりはします(笑)
でも昔からこうだったわけじゃないんですよ。僕ほんとビビりで… たとえば
入社直後に電話をかける練習をしたんですけど、もう緊張しすぎて息荒く
なっちゃって、相手役になってくれた受付の女性に「変質者からの電話かと
思った」って言われました(笑)

さとこ:えええ、想像できない…!原田さんも緊張するんですか!

原田:そりゃもう、すごい緊張しいですよ(笑)
でももう5年目ですしねー はやいなー…

さとこ:朝会のテーマも「モチベーションを上げるために」でしたし、日々成長
なさっているわけですね。 

原田:まぁ、いろいろありましたし、自分なりには(笑)
なんか、ルクレでずっとやってきて、目標とか目標に向かって動いていくって
いうことが腹に落ちたんです。そうしたら自分がやらなきゃいけないことが
明確になって、今はいろいろ考えられるのが楽しいんですよ。
「原田の話にはリアリティがない、薄い」って言われることがあったんですけど、
営業をはじめいろんな経験をしていくうちに、自分の腹に落とし込んで自分の
言葉で話して、自分で考えて動けるようになってきました。

さとこ:ああ、わかる気がします。何事も自分で経験してみないと本当には
わからないんだろうなと私も感じていて…
腹に落とし込んだ目標があるというのはとても羨ましいです。 

原田:腹に落とし込むってすごい、うまく言えないんですけど、大変なことです
よね。たとえば目標も、昔だってなかったわけじゃないんですけど、いま思えば
腹に落とし込んだ目標はなかったのかもしれません。
特に僕は営業ですし、さとこさんは総務部ですよね。モノを作るわけではないし、
さとこさんだったらなにかを提案するわけでもないし… いまルクレへの入社を
考えている学生さんも、明確な目標を言える人はとても少ないと思うんです。
「アンドロイダーの編集の仕事をしたくて、そのための勉強をしてきました!」
とかね、そういう目標を持つのは難しいし、そもそもルクレにどんな仕事が
あるのか知るのにも限界があるし…

さとこ:そういう意味では、学生はみんな目標がない状態で入社するの
かもしれませんね。 

原田:そう。でも、「私はなにがしたいのか」という目標を考えてみたらいいと
思います。 それで周りの人に「こういうことを目標にしたい」と言ってみたら、
「じゃあやってみたら?」「もっとこういうことをしてみたら?」って言ってくれる
はずですから。ルクレの上司たちは、結構待っていると思うんですよ。なにか
アクションがあれば嬉しく思うし、話をしたら聞いてくれて、絶対になにか
返してくれます。
逆に言えば、「わからないならわからないなりに考えてこいよ」と思われて
いるんですけどね(笑)やりたいという気持ちを持っていて、それをどう具現化
するか考えて行動できる人をルクレは求めています。そういう姿勢を持って
いたらどこの会社でも仕事がおもしろくなると思うんですけど、ルクレだったら
「じゃあこれやってみる?」と言ってもらえて、特におもしろくなるはず!

大きな目標を定めたら小さい目標に分けて行動に移すといいですよ、
階段を一歩ずつのぼっていく感じで。僕も営業の仕事をしながら、もっと
リアリティのある話ができるように、相手の方と親しくなって「こいつは面白そう、
信頼できる、仕事も一緒にしてみよう」と思ってもらえるように、いろんな考え方
や方法を思いつけるようにと、目標を持って頑張っています。

さとこ:原田さんの、腹に落ちた目標ですね。
私も目標を考えてみます!原田さん、今日はありがとうございました。

サービス屋になると仕事が楽しい!

【本日の社員データ】
茅野さん(入社3年目)新卒入社、20代後半
オンラインビジネスユニット
図書館司書志望、ハンドボール部、新卒1年目で結婚!いろんな顔を持つパワフル社員
朝会議個人発表テーマ:サービス屋になるには??

さとこ:今日はオンラインビジネス部の茅野さんにお話をうかがいます!
茅野さんはデジブック広場の企画やユーザーサポートをしていらっしゃるん
ですよね。朝会のテーマは「サービス屋になるには」だったそうで、資料を
興味深く拝見しました。図入りでとってもわかりやすかったんですが、
そもそもの「サービス屋」ってなんですか?

茅野:サービス屋っていうのは… モノを売る人、ですかね。
モノを売るって言っても小売とかサービスとかいろいろあると思うんですけど、
全部ひっくるめて、モノをつくって売ってる人のことです。

さとこ:もう少し具体的にいうと…?

茅野:えーと… たとえばさとこさんは最近なにか買いました?

さとこ:えっと、今日のこのキュロットは最近買いました。

茅野:じゃあそのキュロットを買うときに、その裏側のことを考えました?
そのキュロットを仕入れた人がいて、作った人がいて、その製造の現場は…
とか、そのキュロットを作る過程でどれだけお金がかかったのか、とか。
そういうことを考えられる人がサービス屋だと思うんです。消費者としてモノを
買うときも売り手の立場まで考えられるというか。
それから「買わされている」と意識することですね。私の例で言うと、よく行く
お弁当屋さんがあるんですけど、お店の人が私の名前を覚えていてくれて、
「ありがとう」「これ取っておくからね」って言ってくれるんですよ。だから通って
いて、お弁当を「買わされている」んです。買いたくなるのには理由があって、
その理由は売り手が作っているんですよ。それがわかると、消費者として
良いと感じたものは自分のサービスに取り入れようって思えるんです。
お弁当の例で言うと、私もデジブック広場のユーザーさんに「この前の作品
すごくよかったです」「次も楽しみにしていますね!」って言おうとか。

さとこ:なるほど!考えたこともありませんでした…

茅野:仕事をして、日々訓練していると段々わかるんだと思います。
スポーツや勉強と同じで、結果はすぐには見えないんですよね。昔ハンド
ボールをしていたんですけど、わたし運動音痴で… でも辛い訓練に耐えて
いると、そのうち走っても辛くなくなって、試合で点を決められるようになるん
です。ゲームみたいに、今レベルアップ!っていうのがわかるわけじゃないん
ですけど、振り返ると「あの頃より全然できてる!」って。

さとこ:ああ、それはわかる気がします。
「サービス屋になると仕事が楽しい」と書いていらした理由は、見つけた
「買わされた理由」を取り入れて提供できることですか? 

茅野:それもあります。良いものを取り入れてサービスをつくるとユーザーさんが
喜んで使ってくれる、というのがひとつめですね。たとえばこの前、デジブック
広場にお気に入り機能を追加したんですよ。ひと目見てわかりやすい形に
しようと他のサービスを参考にして、ある日の朝に追加したんです。そうしたら
なんにも広報していないのにすぐたくさんのユーザーが使ってくれて、
2、3時間ずっと使い続けていたりするんですよ。
ふたつめの理由は、訓練をつんでいくとユーザーの言っていることがわかる
ようになることです。たとえばデジブック広場のユーザーにはパソコンに詳しく
ない方も多くいて、ほとんどの人は困っていることをうまく伝えられないんです
よね。「なんかここが出ないんです」みたいな。でも段々、相手の見ている
画面が想像できるようになって、この答えを返せば解決するなっていうのが
わかるようになりました。

さとこ:すごい… それもやっぱり、日々の訓練の成果ですか?

茅野:うん、最初は電話に出るのが怖かったし、正直辛いと思うことも
ありました。でも先輩に相談したりしながらがむしゃらにやっていたら、仕事を
楽しいと思えるようになって、技術も身について、ユーザーさんも喜んでくれる
ようになってきたんです。

さとこ:日々の訓練で、と聞いてなんだか安心して、やる気が出てきました。
茅野さんたとえ話がうまいですよね。仕事の楽しさもサービス屋についても
少しわかった気がして、日々コツコツがんばればもっとちゃんとわかるかな、
がんばろう!と思います。今日はありがとうございました!