ただのカレー好きと思うなよ!

動画ほか各種メディアに登場しています【本日の社員データ】
百名さん(入社10年目)中途入社、40代前半
アンドロイダーユニット 編集長
新しもの好きが揃うルクレでも一番!??いつも新しいナニカを持つ編集長
朝会議個人発表テーマ:「今そこにある未来の予測」

さとこ:今日はオンラインビジネス部の百名さんにお話しをうかがいます!
・・・って、百名さんなんだか疲れたような顔をしていらっしゃいますね?

百名:もうねー今日はいやなことが続いてねー
今日さお弁当、カレーだったんだけど、朝来る電車の網棚に置いて
きちゃってさー 仕方ないからお弁当買ってきたんだけど、もうテンション
だだ下がりだよね。俺カレーが大好きなんだよ。すっげー楽しみにしてた
のにさぁ・・・ カレー食いすぎて入院したこともあるくらいなのにさぁ・・・

さとこ:えっ、入院!?

百名:そう!むかし好きで通っていたカレー屋があって、顔を覚えてもらう
くらいずっと通ってたんだけど、あるとき閉店するって聞いてね。「困ります!
なんとかなんないんっすか!」「僕が企画書つくるんでカレー博物館に持って
行きましょう!」とか言ってみたけど駄目でさ、でも最後に冗談半分で「じゃあ
レシピ教えてください!」って言ったら「いいよー」ってすげぇあっさり(笑)
そのまま厨房に連れて行かれてレシピを教えてもらったから、それから
閉店の日まで毎日毎日、家でカレー作っては食ってたんだよ。けっこう量が
できるから余っちゃって、でも家族を巻き込むわけにもいかないし、ひとりで
毎食毎食・・・ そしたら腹の調子がおかしくなって、ものを消化できなくなって、
なんかフラフラしてきたんだよねー さすがにやばいなって思って、仕事早退
して病院に行くことにしたんだけど、行く途中の電車の中で倒れて気が
ついたら担架で運ばれててさぁ(笑)そのまま救急車で運ばれて2、3週間
くらい入院したんだよね。

さとこ:えええ・・・
よく途中でやめたりカレーを嫌いになったりしませんでしたね。

百名:それで今も大好きだからね。思い入れっていうより思い込みなんだと
思う。「好きだ!」って思い込んじゃったら全然苦にならないんだよね、からだ
壊すレベルでも。似たような感じでウクレレにハマって、指がもう骨折してん
じゃねぇかってくらいすげぇ腫れてきて焦ったこともあるし、もうアホだよね!
たぶん俺そんな感じで死ぬね。幸せそうな顔してさ、もう仕方ないね。

さとこ:いやいやいや・・・
百名さんってほんとに凝り性というか、どっぷりハマるんですね・・・!いつも
なにか面白そうなモノを持っていて、その面白さを伝えるお仕事をしている
イメージですけど、それも根っから好きな感じがしますよね。 

百名:まぁそうね、YouTubeでガジェットを紹介したりとかするお仕事をして
いるんだけど、ほんとに面白がるしかないって思ってやってるところはあるね。
動画は情報量が多いから、どうしても熱量が伝わっちゃうんだよ。だから
自分が面白いと思うものを本気で面白がってやってる。
でも好きなことだけやっててそれで仕事って言えるの?とも思うし、その辺が
難しいんだよねー ない熱量もあるようにして伝えられるのがプロだとも思う。
かっこいいイメージで、とか、コンパクトな情報量で、とか、技術としてできる
ことはあるからプロとしてそういうところは取り入れてカバーするんだけどね、
でもたとえば広告をつくるんだったらかっこいいイメージに最小限の情報量で
いいこともあるけど、YouTubeは違うんだよね。見てくれる人とどう一緒に
楽しむかが大事っていうか、見る人は友達と楽しんでいるような気分になり
たくて見てるわけだから、ソツなくまとまってればいいってもんじゃないし・・・

さとこ:複雑ですね・・・ でも完成した動画を見ていると面白くて、カレーに
対するのと同じ熱を感じます。普段から「これすごいんだよ!おもしろいん
だよー」って話してくださるのも、心底そう思っていらっしゃるんですよね。
そういうものを仕事にしているってすごいです!せっかくなので学生さんに
向けてなにかお願いします! 

百名:えっ 俺から学生さんに!?なにか言うの?
そうだなー 「ルクレはなんでもありの会社ですよ。」 僕の動画もそうだけど、
こんなことやってたらフツー潰れるだろっていうようなことばっかりやって20年
潰れずにやってきて、それはすごいと思うね。いろんなことをやってるから、
うまくいかなくて消えていくものがあっても消えるまでにまた新しいことを
やっていて、なにかしら当たって、当たってる横でまたなにかやろうとして・・・
もちろん当たらないものもあるし、楽しいことも辛いこともあるのが仕事だけどね。

さとこ:悲喜こもごも、ほんとにいろんなことがある職場ですよね。
そんななか面白いものを熱く追い続ける百名さんはすごいなと改めて
思いました。ほんとにものすごいエネルギーで・・・ 
百名さん、今日はありがとうございました!

みんなの「大体いいバランス」を探して

見た目が強そうな人って心は優しかったりします【本日の社員データ】
村岡さん(入社8年目)中途入社、30代後半
販売推進グループ チーフクリエイター
熱く優しいアイドル好き!ディズニーにも詳しい。
朝会議個人発表テーマ:「相手も自分もスッキリする仕事の仕方」

さとこ:今週はEXMK部の村岡さんにお話しをうかがいます!村岡さんは
先週の前山さんと同じ部で、同じ新製品に携わっていらっしゃるんですよね? 

村岡:そうですね。僕はその製品を運用する画面のパーツをつくっています。
お客さんが目にする画面をデザインするとか、見た目をつくるとか、そんな
感じの仕事です。

さとこ:朝会でも、更新ボタンを例に挙げてデザインの難しさを話して
いらっしゃいましたよね。シンプルでスッキリしているもの、わかりやすいもの、
タップしてみようという気持ちにさせるものを・・・と。 

村岡:そう、相手のことを思ってつくるのって難しいんですよ。ユーザビリティ
という言葉があって、使いやすさ、たとえばボタンの押しやすさ、視認性、
不快に思われない色などの要素を含むんですけど、100%全員にとって、
というのは難しいです。人それぞれで、お客さんの性格にもよるし・・・
派手な色が好きな人とか、シンプルなものが好きな人とかね。

さとこ:想像して、難しそうだなと思っていました。
新しい製品だと特に、ユーザーがどんなものを求めているかわからなさそう・・・

村岡:だからチームでプロジェクトを進めています。チームで話し合って大体の
イメージを固めて、つくってみて、ああじゃないこうじゃないってまた話して・・・
土壇場になって急に、「じゃあこれで進めましょうか」って話していたものに
「やっぱこうじゃないよね」という声があがることもあります。それでまた
作り直したり・・・

さとこ:それって、もやもやしたりしません?
「これで進めましょう」って言うくらいに良いと思っていたのに・・・ 

村岡:うーん、残念というか切ないというか、そういう気持ちになることは正直
あります。うまく言えないんですけど、「あー そうなんだー」って思ってね。
でも100%納得できることは珍しいですよ。いろんなお客さんがいるように、
チーム内にもいろんな人がいて、世代も違えば意見も違うしニーズも違うし・・・
そのなかで大体いいバランスをとっていこうとしています。人の意見も盛り
込んで、いいバランス、納得してもらえるバランスですね。

さとこ:そういう、自分が自分が!ってなりすぎないバランス感覚って素敵な
能力ですね。 

村岡:どういうものが作りたいのかって聞かれたら、僕にとっては、喜んで
もらえるものが一番なんですよ。仕事をしていて、「どういう人たちが使って
いるんだろう?」「どうしたら喜んでもらえるんだろう?」と考えます。
逆に、自分が「こうしたい!」と思ってつくったものは案外はじかれるんです
よね。自分の主張が強すぎると「違う」と言われるんです。だから、もちろん
自分の主張や納得も大事ですけど、相手がどれだけいるか、どういう人か
想像するのはとても大事だと思っています。

さとこ:村岡さんがおっしゃるとなんだか重みというか、あたたかみが
ありますね。人のことを考えて尊重できなきゃ務まらないお仕事なんだろうな
と思います。お仕事、大変そうですけど、楽しいですか?

村岡:なんでも、どの人でもそうだと思うけど、やっぱりより多くの人が自分の
つくったモノについて「こうだよね」「ああだよね」と言ってくれるのは嬉しい
ことですねー ネガティブな意見もあるけど、多くの人に支持してもらえたり
長く使ってもらえたりしたらすごくいい。ITは声がリアルに返ってくるから、
その中で「よかった」とか「こういうものが使えて便利だった」とかって声が
あったら嬉しいです。

さとこ:自分のつくったモノが誰かの生活を変えるんですもんね。
それじゃあ最後に、そんな村岡さんから学生さんになにか一言お願いします! 

村岡:そうだなぁ、「いろんな経験をした方がいい」かな。
夏休みにこんなことするって予定があると思うんだけど、バイトでもコンビニで
だべるでも、くだらないことでもひとつひとつ経験だから、いろいろしてみたら
いいと思います。そのタイミングでしかできないことっていろいろあるから、
仲間内でなんかやるのもいいし、ひとりでなんか没頭するのもいいし。
僕は最近、山に登ってみたんですよ。仲間とノリで登ることにしたんですけど、
登ってみたら面白かったです。なんでもそうだけど、行ってみないとわからない
景色があるんですよね。

さとこ:なんだか優しいアドバイスですね・笑
ひとりひとりひとつひとつの経験を肯定する感じが、お仕事の姿勢とつながって
いる気がしました。村岡さん、今日はありがとうございます!