皆で一緒にワイワイしながら進める過程が楽しい。それが自社サービスを手掛ける面白さ。

【本日の社員データ】
ユウさん(入社7年目)中途入社、30代前半。
オンラインビジネスユニット マーケティングディレクター
大学では日本語を専攻し、日中翻訳の仕事を経てルクレに入社。英語も話せる才女!
朝会議個人発表テーマ:進捗管理について

植松:本日はユウさんにお話を伺います。
ユウさん、ルクレに入社してもう7年目になるんですって!?

ユウ:うん、あっという間だった~!朝会議の個人発表ももう
何回目なんだろう(笑)でも、私個人発表って本当にいいなって
思っていて。

植松:おぉ~

ユウ:自分が1年間やってきたことを整理して、それをどうやって
人に伝えるか考えていると、「あ、私は仕事をする上でみんなと
一体感を持つことを大切に思っていたんだ」ということが見えてきて。
普段はなかなか改めて整理することは難しいんだけど、
個人発表は本当にいいチャンスだと思ってます。

植松:確かに、朝会議を通して気が付くことってありますよね。
ユウさんは今どんな仕事をしてるんですか?

ユウ:私の仕事は、マーケティングから始まってユニット全体の
進捗管理をするところ。マーケティングは、数字を分析してアラート
を出す役割。PV数や、メルマガを送信した後のユーザーの反応
などをみんなで共有して、今後どうしたらいいかという提案をします。
もっとこうしたほうがいいんじゃないか、とか、メルマガの効果があった
からまたやろうよ!とか。みんなで話合って、具体的にじゃあこうしよう、
ということになったら、それぞれの進捗を管理する立場になるんです。

植松:え、あのいろいろあるプロジェクト全部を?!

ユウ:そうなの!デジブック、アンドロイダー、レコフォト、他にもいろいろ。
私たちのユニットの特徴って、フラットな組織、と言えばいいのかな、
プロジェクト毎に役割を分けずに、一人ひとりの役割がプロジェクトを
横断しているところ。エンジニア、デザイナー、企画営業、サポート、
それぞれが様々なプロジェクトを掛け持ってやってるんです。だから、
やることも沢山。納期もどんどんやってくる。そこで、全体の動きを
把握している私の登場というわけです。

植松:ほうほう。

ユウ:まずそれぞれのかかる時間を見積もってスケジュールを組む。
本当にその時間がかかるの?という判断は、私がプログラミングが
できる訳でもデザインができる訳でもないので、最初は本当に
難しかったです。でも、これまでの経験から、今では予測ができる
ようになってますね。そしてスケジュールに沿ってみんなが進んで
いけるようにします。

植松:それは遅れたりしないんですか?

ユウ:そうですね、スケジュールは守りたいんだけど、どうしようもない時、
というのはやっぱりあります。
そんな時は、私がそれぞれのプロジェクトの進み具合を見てリアルタイムで
調整をします。もう、嫌われる覚悟で(笑)でも、初めの頃は、これでも
戸惑っていたんです。

植松:進捗を管理することに・・・?

ユウ:うん。私がいなくてもいいんじゃないかな、って思って。私は何が
出来る訳ではない。実際に作るのは職人たちですからね。でも、職人たちが
仕事に集中できるのって、そういう環境があるからなんです。全体を見ている
人がいないと、はっと気が付いた時にはもう遅かった、ということも出てくるけど、
私が進捗管理をすることで、みんなで何かを一緒に作ることの後押しが
できるんだ、一体感を作り出すことができるんだって気が付いたんですよ。
メンバーの中でもお姉さん的な感じで、実際に長女だし、誰かの面倒を見るのは
嫌いじゃない。海外で生活していることもあって、基本遠慮はしない(笑)
やると決めたらやるよーって、今ではみんなのオシリを叩いてます(笑)

植松:ははは!みんなで一緒に、っていうのが大切なんですね。

ユウ:そう。ひとりでは出来ないことを、みんなでワイワイしながら
進めていく過程が楽しいんですよね。ただの「作業」だけだったら、
こんなにたくさんのプロジェクトをやりながら、更に新しいプロジェクトを
立ち上げていくことなんてできないと思うんです。苦しかったらこんな
ペースじゃできないですからね(笑)
自分たちで一生懸命考えた上で作るから、出来上がったあとも
自分のモノとして大事にできる。自社サービスを手掛けている楽しさって、
そういうことなのかなって。

植松:みなさん常に走ってますもんね。これからも走り続けるんだろうなぁ!
今日はお忙しいところお時間いただきありがとうございましたー! 

ずっとモノを作り続けていたい。それができる場を維持していく。

 

【本日の社員データ】
渋川さん(入社6年目)中途入社、30代後半。
オンラインビジネスユニット 開発チーム エンジニアリングディレクター
大学では人工知能を専攻。エンジニア歴四半世紀の超!論理思考の持ち主。
朝会議個人発表テーマ:「自分の葬式でどう紹介されたいか」について考えてみよう

植松:本日はオンラインビジネス部の開発チームリーダーを務める
渋川さんにお話を伺います。よろしくお願いしまーす!

渋川:よろしく。

植松:朝会議の個人発表では、「自分の葬式でどう紹介されたいか」
というセンセーショナルな切り口から入られていましたが。

渋川:そうだね、演出はそう思われたかもしれないけれど、
私が伝えたかったのは、「学び続けていこうよ」ということ。
日々はなんとなく過ごせるけれどそれだと何も嬉しくないでしょう。
「こういう私になりたい」っていう長期的なビジョンを持つと日々が
面白くなる。やりがいも出てくる。そのためにちょっと考えてみよう、
何か考えるときにはこうするといいよ、というヒント、作り方を提案
したんだよね。

植松:考え方の提案・・・ですか(・・;)

渋川:そう。何か課題に対して、具体的に考えて、いろんな
サンプルを集めて分類して整理する。こうすると見えてくるんだよ、
ということ。
例えば、単に「将来どういう私になりたいか」って考えてもピンと
こないから、具体的なシチュエーションを考えてみる。
「自分の葬式で、自分は誰にどうやって紹介されたいか」を考えて
いくとポイントが何か、見えるんだよ、ということね。

植松:なるほど~。渋川さんは、職人として「(何かを)受け渡して
くれた人として紹介されたい」という答を出されていましたよね。
普段から「エンジニアは職人」と表現されていますが、どういう
意味があるんでしょうか?

渋川:私が「職人」と表現をしているのは、エンジニアって、
大多数の人が共感できないほど、強いこだわりを持っているから。
逆にそれがないと良いモノは作れないんだけどね。
そういう、自分が持っている特性を理解している、ということが
職人たるところかな。

植松:自分自身はどんな職人だと思われていますか?

渋川:一番の根底はモノを作っていることが好きで、本当は
ずっとそうしていたい。なんだけど、そればかりやっていても
生活はできないということは分かってる。 でも作っていたい。
私は、企画する人の「こんなふうにしたい」というフワっとした
話を整理したり、ごちゃごちゃ込み入ったところを簡潔にまとめたり、
全体を理解して設計することが得意。だから作ることの大枠を
作っている、そんな職人だね。

植松:社内外問わず、渋川さんの設計はすごい、と言う人は
多いですもんね。

渋川:あら、ありがとう。以前は、チームの全員で何か
ひとつのことに取り組む、自分はその全体をまとめる、
という仕事だった。だけど、最近は、メンバーがそれぞれ立ち
始めてきているので、小さいものも含め、いろんな案件を彼らに
任せているんだ。自分で作ることはもちろんできるけれど、
自分が手を動かすのではなくて、メンバーそれぞれへのアドバイスや、
最初の立ち上げの手伝いだけをして、あとは任せるということが多くなったね。

植松:なるほど。どんどん弟子が育ってきているわけですね~。
これも大きな意味でのモノ作りですね。

渋川:そうね、やっぱりずっとモノを作っていたいね。作ることを
続けるように、どうすればいいかということを考えるのが私の役目。
チームの人数が増えていくこともあるだろうし、減るかもしれない。
世の中が変わって、今チームがメインで力を注いでいるWEB
サービスの在り方も変わる可能性があるだろうし、むしろ変わったほうが
良いとさえ私は思っている。
取り巻く状況は変化するけれど、モノを作り続けるという場を維持したいし、
それが私の役目なんだ、って。そのためには、全速力で走り続け
なければいけないとは思っているよ。

植松:静かに燃えていらっしゃったんですね・・・!来年の4月、
エンジニアのタマゴが来たらご指導よろしくお願いします!
今日はありがとうございました~。