とりあえずやってみて。やばそうな時は助けるから。


【本日の社員データ】
飯田さん(入社2年目)新卒入社、20代前半。
ビジネスサポートユニット所属
学生時代からマジック(手品)サークルで舞台に立つこともしばしば。
朝会議個人発表テーマ:昨年の業務内容と案件で学んだこと

植松:本日は2年目になりたて!飯田ちゃんにインタビューします。
どうだった、初めての朝会議?

飯田:いやぁ~緊張しました~!1年目の子も前にするので、余計に。

植松:そうだよね、もう下の代の子が入ってきたんだもんね。
飯田ちゃんが1年目のときは、どんな感じだったの?

飯田:お恥ずかしながら、「スマホって何?」状態だったんです。
そういうところからのスタートだったので、思っていたよりずっっ・・・と
大変でした(汗)

植松:ずっっ・・・と!?どんなところが?

飯田: 何も分からない状態の私に、上司はいつもこう言うんです。
「とりあえずやってみて。やばそうな時は助けるから。」って。

植松:あ、わかるそれ笑 結構衝撃だよね。

飯田:そうなんです!今でこそ、「とりあえずやってみよう!」とすぐに
取り掛かれるんですが、初めのころはなかなか走り出す事ができな
かったですね。上司は失敗してもいいんだから、と言ってくれている
のに、やっぱり怖くて。

植松:なんで怖かったの?

飯田:う~ん、「本当に助けてくれるのかな?」と思っていたんです
よね、きっと。だけど、やっていく内に、私の上司が見てくれていな
いようで見てくれてるな、というのが伝わってきたんです。言うとおり、
必ず助けてくれるし。
あ、大丈夫なんだ、と思ったら、そこからはがむしゃらに進むことができました。

植松:なるほどね。飯田ちゃんの、どういうところを見てくれてたんだろう?

飯田:案件の進捗がどうなっているかという事よりも、私の状態が
どうなっているのかという事を見てくれるんです。私、思ったよりも
顔に出てるみたいで。。そういう時には「辛い時こそ顔を上げろ」って、
よく言われます。
大変なことも多いですけど、その分、長期で取り組んだモノがリリース
されてお客様も一緒に喜んでくれた時とか、滅多に褒めてくれない上司が
褒めてくれたりすると、すんごい嬉しいです笑

植松:いい関係だねぇ。ところで、社長との夜会はどんなことを話したの?

飯田:仕事の話から、おいしいゴハンの話まで、いろいろしました笑
社長と1対1なので、お店に下見に行って、メニューを一通り試して社長に
何を食べてもらおうか考えました。カチっと仕事の話をするんだ!と思って
構えて行ったのですが、社長から「俺は飯田さん一個人と話すから」と言われて。
今、私が考えていることとか、好きなこととか、本当にいろいろ話して
楽しかったなぁという感想です笑

植松:たしかに、緊張して行くけど、終わるとみんな楽しかったって言うもんね。
飯田ちゃんの考えてることってどんなこと?

飯田:2年目になったわけで・・・これからはとにかく色んなことに挑戦して、
自分らしさを加えられるようにしたいと思っています。

植松:飯田ちゃんらしさって?

飯田:自分じゃよくわからないんですが、周りに聞いてみると、
コレがずば抜けているというモノはないんですが、まじめでコツコツやるところ
が私、と思っています。これ、実は社長から貰ったアドバイスなんですけどね。
まずは周りの期待に応えること。お客様に誠実に、どこまでも
お付き合いします!という姿勢でやっていきたいです。

植松:社長も飯田ちゃんのことしっかり見てるね!
今日はありがとうございました~。 

魂を込めた会社作りを!


【本日の社長データ】
池田社長、ルクレ創業者。40代前半。
代表取締役
富士通入社後、パソコン関連の技術調査・企画業務を担当。
95年、社内ベンチャー制度を利用して株式会社トリワークス(現:ルクレ)を設立。
朝会議個人発表テーマ:経営に魂を込めた会社作りを!

植松:みなさん、とうとうこの日が来ました・・・池田社長の登場です!

池田:植松さん、やりにくいでしょ笑

植松:えぇ、とっても!笑 よく、応募者の方から、「朝会議の当番は社長も
やるんですか?」なんて聞かれることがあるので、今回はそのよい
回答になるのではないかと。

池田:そうだね、よく聞かれるね。

植松:ですよね。そもそも、 朝会議はいつスタートしたんですか?

池田:今回自分が朝会議の当番だから、振り返ってみたんだ。
創業当時は混沌としていたから、ハッキリとした資料は残って
いないけど、だいたい97年~98年には始まっていたね。
最初のころは事務所の一角にあった長めのテーブルの周りに
集まって順番に口頭で業務報告をしていくようなスタイルだったんだ。

植松:もしやそれは総務の横にひっそりとある、あの黒いテーブルですか?!

池田:そうそう、あれが全体会議の会議卓だったんだ笑

植松:今じゃ信じられないですね・・・。あの、今日の朝会議では、
社長が会社の目的は「継続」である、とはっきり仰っていましたが。

池田:そうだね。朝会議はもちろん、期首挨拶、新年の挨拶という
タイミングで私から社員のみんなに話をすることがあるけど、
そこでのテーマを振り返ってみると「会社の継続」をその時々で
どうしたらよいのか?考えた内容だったんだ。
例えば2004年に、会社が10期を迎えた。新規で起業した会社が
10年継続する確率を植松さんは知ってる?

植松:かなり少ないとは聞いたことがありますが・・・
数字にだけは弱くて(焦)はい、勉強不足ですみません。

池田: ははは。その確率はね、5%以下と言われている。
ましてや20年続く会社は0.5%。継続するということがいかに重要か伝わった?

植松:そんなに少ないんですね!

池田:そう。3人で会社を創業して、無秩序だったところから、
少しずつ発展してきて、だんだんと組織化してきたという環境の
変化や、ビジネスそのものにも大きな変化があった。
これまでに起こったそういう変化を通じて、経営者として「会社が
継続」するためにはこうしたら良いんじゃないか、ああしたら良いん
じゃないかということを苦悩しながら考えて、理念とか制度、仕組み
を少しずつ付け加えてきたんだ。例えば、

働いて幸せになる会社
デジタルに魂を込めるモノづくりを
一人でも多くの人に自分たちの作った製品やサービスを使って喜んでもらう
SCSK宣言
朝会議
わくわくカード
給与明細の手渡し
おやつ制度
カフェスペースの充実・・・

いわば“会社の知恵や暗黙の文化”になってきているんだ。
新しく入った仲間にもきちんと伝えていくことが、私の会社
作りだと思っているんだ。
ずっと、魂を込めてやっていきたいと考えているよ。

植松: なるほど、夜会ではそのあたりのお話がじっくり社長とできるわけですね!
今日はありがとうございました!