甘くて苦いマーマレード

暑い日差しの照りつける駅のホーム。

いつもスーツのお父さんが、似合わないチノパンとポロシャツ姿。

僕は、虫カゴと網をもって、お気に入りのブルーの西武ライオンズのキャップ。

いつもケチなお父さんが、珍しく「何か食べるか?」と売店へ。

商品がぎっしりと並んだ売店の、その横にちょこんと白いボックス。

中から取り出すオレンジ色のアミ。。。

冷凍ミカン。
直球勝負ですね。

今日のおやつは冷凍ミカンです!

前回の写真をみた今回の担当が、これしかない、と思ったようですね。確かに今しか食べられませんし、おやつとしてはちょうどよいかもしれません。

給食で出たという人が多かったようですが、まぁ何とも懐かしいです。

「懐かしい」というその声の一方で、「生まれて初めて食べた」という声も。
そういえば、私も給食では食べたことがないかも。

氷ができるほどに。
周りに氷ができるほど。

ひんやりとした空気を漂わせつつ冷凍ミカンを配っていると、なんとT氏が皮のついたまま冷凍ミカンにかぶりつきました(@o@)

「それはおかしいだろ~。」
と、隣にいたNさんがツッコミます。

「でも、マーマレードとかみかんの皮を食べるじゃないですか!」
と反論するT氏。

「俺はマーマレードは嫌いだね。絶対食べないし。」
と再反論のようで、論点をずらす作戦に出たNさん。

甘くて苦いマーマレード。
マーマレードについて熱く語るオジサンたち(笑)

その後も論争は続いていたようですが、皮ごと食べているのは、社内でもTさんだけだったのは間違いないです(^^;

野生の証
そしてミカンだけが残った。

それにしても、氷を食べると思った以上に体が冷えますよね。
昔は平気でパクパク食べていたんですが。