この記事は、旧おやつ日記から転載したものです。
突然ですが、私は関東の郊外ベッドタウン的な場所で、典型的な核家族の環境で育ちました。 ということもあって、いわゆる「田舎の生活」というのを実体験したことがありません。
そんな私が、先日いわゆる「田舎」のあるお宅にお邪魔する機会がありました。
ちょうどおやつ時に伺ったのですが、お茶うけとしておばあちゃんが自分で漬けたというお漬物を出してくれたんです。かなり新鮮な驚きでした。「漬物ってこういう頂き方をするのか!!」と。
だからというわけではないですが、今日のおやつは和歌山県から、「紀州 姫茄子」をおやつにご用意いたしました。この「紀州 姫茄子」は、小なすの浅漬けで、おやつにつまむにはぴったりの商品です。
ナスは地方によっても特色があり、京都の賀茂ナスなどが有名ですが九州や東北地方では長ナスが多いようです。
今回頂く小ナスでいえば、高知の十市(とおち)という品種が有名なようですよ。
さて、ナスの話はこのあたりにして、早速お茶を淹れてきましょう。
商品名 | 紀伊国屋文左衛門本舗「紀州姫茄子」 |
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購入店 | 紀伊国屋文左衛門本舗(楽天市場) |
URL | http://www.rakuten.co.jp/bunza/ |
社内に配った時に居合わせあなかったのですが、それはもう大反響だったようです。
久しぶりにしょっぱいおやつだったのもその一因ではあるでしょうが、プリッとしていて大変おいしく、最高のおやつでした。なによりも当日18:00の段階で一つしか残っていないのがその証拠ですね。
実は、私はもう少し漬かっている方が好みですが、そんな方は少しおいてから食べればいいだけですし、そういった微調整も楽しいものです。また、「あー、もう少しつけたほうがよかったなぁ」とか、逆に「漬かり過ぎちゃったなぁ」とか、そんな話ができるのもまた楽しいものですよね。
上記の話で出てきたおばあちゃんは同じ糠を何十年と使い続けているそうで、その時にも漬物談義に花が咲き楽しいひと時を過ごせました。こういった文化は、ずっと残していきたいですね。