桔梗屋「桔梗信玄餅」

この記事は、旧おやつ日記から転載したものです。

数ある東京土産よりも、よっぽど身近に感じてしまうのは私だけでしょうか。今回のおやつは山梨から、桔梗屋さんの「桔梗信玄餅」です。

あまりに有名で説明をするまでも無いかな、と思うほどの商品ですが、それでも存在を知らない社員もいましたので、簡単にご説明しますと、、、
桔梗屋さんの「桔梗信玄餅」は、全国菓子大博覧会での名誉総裁賞受賞をはじめ、数々のコンクールで入賞している商品で、昭和43年に販売を開始したという歴史のある商品です。
その味はもちろんのこと、細かいところまで考えつくされたパッケージと、すぐれたデザインで今日までその人気を保っています。なんと今では一日に15万個もつくられるそうで、平成15年1月には山梨みやげの売り上げ第1位であることが報じられています。
きな粉がどうしても飛び散るので、広い包み紙がうれしいですよね。この包み紙ですが、桔梗屋さんのホームページによると「風呂敷」だそうで、24cm×24cmのビニール製。やはり食べる際に下に敷くことも考えてこの風呂敷を使われているようですよ。

山梨出身の弊社監査役には、「残ったきな粉と黒蜜を混ぜて食べるのが、子供の頃好きだったんだよー」なんて話を聞かせてもらいました。少しお行儀は悪いですが、桔梗信玄餅が地元の人にも、昔からずっと愛されていたんだなぁと感じさせるエピソードですね。

包装も素敵ですね。

子供の頃を思い出します。

きな粉がこぼれても大丈夫!

何度もいただいたことがあるので、どうしても新鮮味はありませんが、それでもやはり美味しくいただけるクオリティの高さはさすがです。特に黒蜜の味の深みというか、濃厚な独特の舌触りと風味が相変わらず最高ですね。

今では桔梗屋さんの工場にアウトレット店が併設されているそうで、通常の半額以下で信玄餅が手に入ったり、餅の切れ端(きっと製造過程で出るものなんでしょうね)にきな粉をまぶしたパック商品、さらにはなんと「ビニール袋に信玄餅を詰め放題で210円」などが売られているようです。今度山梨に行く機会があれば、帰りがけにサービスエリアで信玄餅を買うのではなく、アウトレット店まで足を伸ばしてみたいものです。

■本日のおやつデータ■
商品名 桔梗屋「桔梗信玄餅」
購入店 桔梗屋 (WEBページ)
URL http://www.kikyouya.co.jp/